獣拳戦隊ゲキレンジャーの第35話を見ました
修行その35 ギュオンギュオン!獣力開花
「理央様、私達の眠っていた能力って本当に開花したのでしょうか?獣力開花って…」
「戦えば分かることだ」
戻ったか、小僧。貴様、まだ私に並ぶ気か?「」
「なんて殺気」
「わしはこれより激臨の大乱を終結させる」
ラゲクのお供を断ったマクは単独で出陣する。
“獣力開花”したゲキレンジャーは大地の拳魔・マクに挑む決意をする。
理央はラゲクからマクとそっくりだと言われる。
「俺がマクに?」
「そうよ、教えてあげる。マク様が何故臨獣拳を作ったか」
マスター・ブルーサはシャーフーを後継者にと考えていたが、シャーフーがマクの方が強いからと優しさから譲ったことを知り、屈辱を感じたマクは自分が頂点に立つため、ブルーサを倒し臨獣殿を打ちたてたのだ。
この自分より強い者の存在が許せないという怒りこそ、マクの強さの源なのだ。
そんな中、マクの怒臨気を浴び暴走を始めたリンシーズが街に出現する。
ゲキレンジャーが応戦する中、
ジャンは野生の勘でマクを探すことにする。
ところが、一番大きな怒臨気を追ってきた
ジャンの前には、マクではなく
理央の姿があった。
「理央、何でお前がいるんだ!?」
「最強を探し求め、マクと思い込んでやって来たのなら、それ程筋違いではない。俺はマクを越えた。獣力開花によってな」
「お前がいくら強くなっても俺だって強くなる!!お前を倒す!!」
「やれるものならやってみろ」
ジャンはスーパーゲキレッドに変身し、黒獅子リオと対決する。
戦いの中、
ジャンも獣力開花により強くなったことを知った
理央。
「タイガー拳よ、確かに強くなったようだ。だが、まだまだだ」
「理央、お前もだ!!俺、まだまだいける。何か俺、すげくなってる。やるぞ、理央!!」
「何という動きだ、コイツも獣力開花。ゲキレッド、マクを倒せ」
「何!?何でお前がそんなこと言うんだ?」
「お前がマクを倒せたのなら、我らマスターの始めた古き大乱は終結し、俺達の新しい大乱の幕が開く」
「俺達の大乱…?」
「そうだ、俺と戦いたければ俺の相手に相応しい場所まで上がって来い」
リンシーズと戦う
ラン、
レツ、
ゴウ、
ケンの前にはマクが出現する。
4人で応戦するが、マクには全く歯が立たない。
マクがとどめをさそうとした瞬間、
ジャンが駆けつけ、サイブレードを借りて過激気研鑽し、マクを吹っ飛ばす。
ジャンとともに、獣力開花により体の奥から湧いてくる力を感じた4人は、パワーアップし再び立ち上がり、マクを圧倒する。
「この胸騒ぎ…臨獣拳はどうなってしまうの…!?」
その戦いを見ていたラゲクの前に
ロンが現れる。
「終わるのですよ。あなた方拳魔の役目は終わった。憎しみ、嫉妬、そして怒り、理央は全てを身につけた」
「お前、何なの!?何を考えているの!?」
真の姿を見せた
ロンにラゲクは驚く。
「そうだ、前に見たことがある…」
「もはや、拳魔から学ぶことはない。これが私からの感謝の餞です」
ラゲクを簡単に倒す
ロン。
「理央の前にもう古き道標は必要ない。残るは未踏の頂…」
巨大化したマクに、ゲキレンジャーはゲキファイヤー、ゲキトージャウルフ、サイダイオーで応戦するが、巨大マクを倒すことはできない。
そこでゲキレンジャーは巨大ゲキワザの究極態・サイダイゲキファイヤーで応戦し、ついに、最高最大最終ゲキワザ・ファイヤー砕大突撃でマクを撃破するのだった。
「マク、力を求め、高みを目指し、そしてその頂から降りることなく逝ったか」
無事、七拳聖も元に戻ったのだった。
「マク、そしてカタ、師弟というにはあまりに殺伐とした命を賭けた関係だった。だが、悔いることはない。拳魔の教えはしかと受け継いだ」
「感傷などあなたには必要などない」
「何者だ?」
「あなたの影、あなたの背中に付いた目」
「あの時の…」
「理央様、あなたは獣力開花を果たし、既に人を超えました。後は獣を越える」
「獣?」
「そう、もう今までの獣拳は要らない。激獣拳に勝り、臨獣拳を凌ぐ、極みの拳・それが幻獣拳」
「幻獣拳…?」
「やはり、あなたこそが獣拳を統べる者」
「幻獣拳…。世界に告げよ、新たな時代が来ると」
次回、「ムキュムキュ!怪盗三姉妹」
獣拳戦隊ゲキレンジャー キャラクターソングアルバム
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