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カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の第6話を見ました。
機動戦士ガンダム00 DVDvol.1 第6話 セブンソード 「ソレスタル何たらってのはよ、ここにある石ころがとれなきゃこの国の経済は破綻、その影響を受ける国や企業がどんだけあるか。戦争を止められりゃ、下々の者はどうなってもいいらしいな」 「隊長、入電です」 「アリー・アル・サーシェスだ。おい、現地まで派遣しておいてキャンセルってのはどういうこった!?戦争屋は戦ってナンボなんだよ。このままじゃモラリアは崩壊すんぞ。分かった、本部に戻るよ。――ようやく重い腰を上げやがった。AEUのお偉いさん方がな」 軍需大国のモラリアはソレスタルビーイングの活動により経済が破綻しかけていた。 ヨーロッパを核とする国家群“AEU”はモラリアへの支援を表明すると同時に、合同軍事演習を計画する。 「GNドライブ、接続良好。GN粒子のチャージ状況、現在75%。散布状況40%に固定。入視界領域にアンノウンなし」 「ねぇ、もう一週間以上経っちゃってるんだけど」 「何がだ?」 「アレルヤのこと。いいじゃない、人助けくらいしたくらい」 独房に入れられているアレルヤが頭痛の時のことを思い出していると、ティエリアが入ってくる。 「やぁ、独房入りは終わりかい?」 「その様子だと、とても反省をしているとは思えないな。アレルヤ・ハプティズム、君はガンダムマイスターに相応しくない」 「キュリオスから降ろす気かい?」 「そうだと言いたいところだが、そういうわけにもいかなくなった」 「また、あなたの力が必要なの」 「スメラギさん…」 「モラリア共和国大統領がAEU主要三ヶ国の外相と極秘裏に会談を行っているって情報が入ったわ」 「これは我々に対する挑戦と受け取っていい」 「ハードなミッションになるわ。私達も地上に下りてバックアップに回ります。アレルヤの営倉入りは解除。二人とも直ちに出撃準備に取り掛かって」 「「了解」」 ソーマは外部から同類の影響を受けて異常を来たした可能性があるので、スーツに思波を遮断する措置が取られる。 沙慈は姉が沢山作ってしまった筑前炊きを刹那の所にお裾分けで持ってくる。 「今から出かける」 「あ、そう…」 「災難だったな」 「え?あぁ、ステーションでの。まさかソレスタルビーイングに助けられるなんて思ってもみなかったよ」 「俺もだ」 「え?」 「モラリア共和国、23年前の2284年に建国したヨーロッパの南部に位置する小国。人口は18万と少ないが、300万を超える外国人労働者が国内に在中。約4000社ある民間企業の2割がPMC。PMCとは傭兵の派遣、兵士の育成、兵器輸送及び兵器開発、軍隊維持、それらをビジネスで請け負う民間軍事会社」 「熱心ね、フェルト」 「任務ですから」 「スメラギさん、モラリアって誘致した軍事会社を優遇して発展してきた国でしたよね。どうして今までうちの攻撃対象にならなかったんですか?」 「世界の戦争が縮小していけば、彼らのビジネスは成り立たなくなる。このまま自滅してくれれば良かったんだけどね」 「モラリアはソレスタルビーイングと事を構えるつもりのようだな」 「AEUが後ろ盾になったんだよ。太陽光発電システムを完成させて、コロニー開発に乗り出すためには民間軍事会社の人材と技術が不可欠だからね。モラリアとしても縮小した経済を立て直したいという思惑がある。例え、自国が戦場になったとしてもAEUの援助が必要なのさ。それに、あわよくば手に入れようと考えてるんじゃないのかな、ガンダムを」 「なら、今回は譲るしかないようだな。AEUのエースとやらに」 コーラサワーら、AEUから派遣された部隊とPMCのMSが集結する。 「よぉ、AEUのエース、パトリック・コーラサワーだ。助太刀するぜ、モラリア空軍の諸君。早く来いよ、ガンダム。ギッタギタにしてやっからよ」 「モラリアとAEUの合同軍事演習…」 「連帯規模の派遣です。しかも、モラリアの民間軍事会社の軍事共闘組織・PMCトラストも加わっています。それらのMSを合計すると、130機は超えるものかと」 「最大規模のミッション。世界はソレスタルビーイングを中止せざるを得る」 「スメラギさん、モラリアへの直行便は明日ですから、それまでは自由行動でいいですよね?」 「そうしたい?」 「はい」 「なら、OK」 「やった♪フェルト、買い物行こ」 「ミッションプランの検証がまだ…」 「クリスティナはフェルトを連れて、買い物へ出かける。 デュナメスの追加装備は一足先に実装された。 ミッションに合わせエクシアにも新装備、専用のGNブレイドが届く。 「ガンダム・セブンソード。ようやくエクシアの開発コードらしくなったんじゃないか」 「何だ、アイツは。大急ぎでこんな島に運んできたんだぞ。少しは感謝ってもんをだな…」 「随分感謝してるよ、おやっさん。刹那はエクシアにどっぷりだがんな」 地球にキュリオスとヴァーチェも到着する。 スメラギはバーでユニオンのビリーと旧交を暖める。 「大学院以来だよね。何年ぶりかな?」 「言わないで、年がバレるから」 「もう知ってるけど…」 「女はね、実年齢を言われるとその分だけ若さが減るの」 「そんな実証データがあるなんて」 「フフ、変わってないのね、ビリー」 「誘ってくれて嬉しかったよ」 「――対ガンダム調査隊?何、そのネーミング」 「新設されたばかりで正式名称が決まってないんだよ」 「その部隊にあなたが所属しているの?」 「僕だけじゃないよ。何と技術主任はエイフマン教授さ。教授は既にガンダムが放出する特殊粒子の概念に気づいている」 「ふぅん、興味あるわね。それって、どんな粒子なの?」 「それが、どんなに聞き出そうとしても答えてくれなくてね」 「そう、残念だわ」 「そのことは兎も角、君は今、何をしてるんだい?」 「まぁ、色々とね」 「そのことは?」 「もう忘れたわ」 「そう、ならいいんた。こうして会えて嬉しいよ」 『予想通り、食糧支援しか得られなかったわね』 「そんな当然のように言わないで。どうにかして技術支援を確保しないと」 『ニュースで知ってると思うけど、モラリアはソレスタルビーイングと紛争状況に突入するわ。戦況が長引けば、一度戻ってもらうことになるわね』 「ここでも、ソレスタルビーイング…」 「そうか、九条くんと。元気だったかね?」 「えぇ」 「あの事件のことは?」 「忘れたと言っていました」 《九条…もしや、あの事件の戦況予報士か》 スメラギが予測して作ったミッションに従い、4機のガンダムはモトリアに軍事介入していく。 アレルヤは安定した状態で敵機を迎撃していく。 デュナメスは新装備で武装、可動式シールドで攻撃を防ぎつつ、ロックオンは狙撃で敵軍をなぎ払う。 ヴァーチャはGNバズーカでヘリオン部隊を一掃する。 「見つけたぜ、前のと違うタイプだがお前もガンダムなんだろ?なら、俺の敵に決まってんだろうが!!」 GNキャノンでコーラサワーは一撃で吹っ飛ばされる。 「ミッション継続する」 「ヴァーチェ、フェイズ1クリア。フェイズ2に入りました」 「キュリオス、敵航空勢力を制圧。フェイズ2に突入」 「デュナメスのミッションプランをC-5に変更して」 刹那のエクシアはMSと戦い終え、フェイズ2へ移行しようとすると、ガンダム捕獲すればボーナスがもらえることになったPMCのアリー・アル・サーシェスに狙われる。 「ハハハハ、機体は良くてもパイロットは今一のようだな、え、ガンダムさんよ。商売の邪魔ばっかしやがって!!こっちはボーナスがかかってんだ!!」 刹那はゲリラをした時に彼と知り合ってるようで、声を聞いて動揺する。 「頂くぜ、ガンダム」 次回、「報われぬ魂」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2007 09:31:01 PM
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