獣神演武の第7話を見ました。
第七幕 哀しみの禄存
「ここでもないか。ったく、鳳星の奴、へそ曲げてどこまで行ったのやら。まだまだ手がかかるね」
気を失わされていた
鳳星は目覚めると、屍人に身体を拘束されていた。
「よぉ、気分はどうだい?」
「テメー!!」
「そう、とんがんなって。殺さずにおいといたんだ。礼があってもいいくらいだぜ」
「ざっけんじゃねえ!!この野郎!!」
史明に捕まった
鳳星は「岱燈を殺さなければ紅英もろともお前を殺す」と脅しを受ける。
だが、
鳳星は隙を突き自力で脱出する。
史明はすぐさま屍人を追っ手として放つ。
屍人には普通の攻撃が効かず、
鳳星には逃げるしか術が無い。
山中を逃げる
鳳星は、
鳳星と紅英を探しに来た
岱燈と
劉煌に出会う。
岱燈達から紅英も山に入り、戻ってない事を聞いた
鳳星。
その脳裏に先ほどの
史明の言葉がよぎる。
史明より先に紅英を見つけなくては、彼女の身が危ない。
師であり、親代わりでもある紅英を救うため
鳳星は屍人を
岱燈達に任せ、その姿を求め走る。
そして、紅英を見つけた
鳳星はおんぶして山を下りていく。
だが、紅英の背中から血が出ており、
史明と山の中で合った時に斬られたようだった。
「意外と軽いんだな」
「当たり前だろ、細いんだから」
紅英が見つかってホッとしたのも束の間、
鳳星は紅英は
史明から受けた傷で遂にくたばってしまう。
そして、傷が修復され屍人となってしまった紅英は昨夜、山の中では眉間だと言っていた屍人の弱点は胸だと
鳳星に嘘を教えるのだった。
そして、紅英は
岱燈を連れて、山の中の
鳳星の修行場へ連れて行く。
何の疑いも持っていない
岱燈の背後から襲い掛かろうとする紅英だが、
鳳星達が助けにやって来る。
劉煌が紅英の様子がおかしいと朝から思っていたようです。
そこに
史明が現れ、紅英が既に屍人になっていることを明かす。
「そんな…!?そんな、こと…」
「健気だったぜ。刺されてもお前らには手を出すなって俺に頼み込みやがってよ。ま、知ったこっちゃねえがな」
「テメー!!」
怒った
岱燈は憎悪によって破軍の力を解放し出す。
「来た来た。その憎悪だよ、俺が見てえのは」
「ダメ、岱燈!!」
憎悪によって
岱燈の破軍の力は暴走してしまう。
「いいぜ、いいぜ、破軍」
「ダメだ、岱燈!!このまま戦えばお前の体が持たない!!」
「岱燈、紅英さんが教えてくれたこと忘れたの!?憎しみだけで戦っちゃいけない、冷静になれって」
それでも暴走する
岱燈に頭突きを喰らわせる
頼羅。
元に戻った
岱燈は背後から
頼羅を襲おうとした屍人の眉間に一撃を当てる。
「だが、どうする?屍人とはいえ、そいつはお前らの知り合いだ。もう一度殺せるかな?」
そう言って逃げてしまった
史明。
襲ってくる紅英は
史明の力で更に強くなっていた。
子どもの頃からずっと一緒で、時には厳しく、時には優しかった師匠の紅英と戦えない
鳳星。
紅英が作ってくれた弓の的を見た
鳳星はわざと弓の的を背にしているのかと考える。
「おいらに、おいらに撃てって言うのかよ!?師匠。ヒデーよ、師匠。そりゃ、ヒデーよ。だって…ぅ…俺、師匠のこと…ぅ…。どうして、こう…おいらにだけ厳しいこと言うんだろうな、師匠は」
鳳星は涙を拭きながら、霜纏弓を構える。
「鳳星、お前一人にやらせねえ!!」
「これは我らが平等に背負うべき罪だ!!」
《師匠、今まで本当に……本当に…》
紅英の動きを
岱燈と
劉煌が封じ、
鳳星が矢を放つのだった。
紅英のお墓に花を供える
頼羅達は
鳳星一人にする。
「クソババア…ぅ…クソババアァァァァ!!」
次回、「渓谷に木霊するは…」
獣神演武 DVDvol.1 獣神演武 DVDvol.2
キャラクターソング Vol.1 岱燈(鈴村健一)
キャラクターソング Vol.2 劉煌(櫻井孝宏)
キャラクターソング Vol.3 虎楊(小山力也)
キャラクターソング Vol.4 汰臥帝(福山潤)