げんしけん2の第7話を見ました。
第7話 卒業症候群
バス停でバスを待つ
斑目はスケジュール帳を確認していた。
斑目、
田中、
久我山の卒業式が迫っていた。
久我山は医療機器のメーカーに就職が決まり、
田中は服飾の専門学校に進学と進路が決まっていた。
未だ進路が不明なのは
斑目だけだった。
卒業式の日であっても感慨よりも「くじアン」の話で盛り上がる現視研メンバー達。
「写真撮りましょう、写真」
「咲ちゃんも」
「えぇー、私、嫌だ」
「大人気ない」
「私、撮りますよ」
荻上が写真を撮ろうとするが、
斑目のことを話して皆が動いていた…。
荻上が注意し、写真を撮り終えると
斑目がやって来て、丁度ブレて顔が写っていた。
「で、どうなの?就職」
「もしかして、まだ決まってないとか?」
「どうだろう?」
「何か気まずいな。さて、追い出しコンパまで時間がありますけどどうします?」
「うーん、着替えたいかな」
「じゃあ、後で部室に集合ってことで」
「お、俺、写真は?」
サークル棟への帰り道、来期はどうするのか
斑目に聞かれた
笹原。
「あぁ、会長。いや、ううん、大野さんにやってもらおうと思ってるんですけど」
「はえ?」
「会長、大野さんに」
「むむむむ無理ですよ。そんな、会長なんて。私には」
「へぇ」
始めは辞退する
大野だったが、
咲の「会長になってコスプレ研究会にしちゃえばいい」の発言で一転してやる気になるのだった。
居酒屋で追いコンをし、
斑目も就職が決まったことが発表される。
「どこ?どこ?」
「どこに?」
「まぁ、水道関係の衛生保守とかの会社」
「じゃあ、掘るの?」
「現場どこですか?」
「いや、俺は事務。現場には出ねえよ」
「東京?地元?」
「あーんとね、大体、この方角に歩いて10分かな」
「はぁ、何だそりゃ。滅茶苦茶近くじゃねえか」
「今と変わんないじゃないっすか」
「そういえば看板見たことあるかも」
「大学来まくりか?」
「馬鹿、全然違ぇよ。会社員なんだから大学来る暇ねえよ!!」
「あー、いるよな。大学の近くにずっと住む奴」
「ま、この辺は家賃も安いですから」
就職が決まったことを
咲に褒められて顔が赤くなる
斑目。
追いコンも終わり、外に出ると雪が降ってくる。
それぞれ別の方を向いて歩き出す
斑目、
久我山、
田中。
《久我山光紀、田中総市郎、斑目晴信、以上三名本日卒業》
斑目は卒業しても部室でお弁当食べていた。
「あれ、何か変?スーツ?」
「あー、何かどっと疲れた」
「え、えぇぇぇ!?何でぇぇ?」
「はぁ…」
次回、「こすけん」
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