レンタルマギカの第8話を見ました。
第8話 温泉魔法
「渋い所だねぇ」
「静かでいいですね。あ~、極楽極楽」
「どう?穂波」
「あかん、何か効力が薄い。源泉の力が弱いのかもしれん。このままじゃ、社長の目にも効くかどうか…」
「折角、ここまで来ましたのに。それで、どうしますの?」
「この温泉の力だけじゃダメや。どこか他へ行くか…。ええこと考えた」
悪化していく
いつきの左目の魔眼“妖精眼”の療養のため、アストラル一行と
アディリシアは山奥の温泉を訪れていた。
「ダメですよ!!」
「大丈夫ですよ」
「で、でも、混浴っていうのは…」
「ここの温泉は社長の目の治療の為に来たんですから、皆一緒に入っても問題ありませんって」
「いや、流石に混浴は…」
女性陣の裸を想像して鼻血を出してしまう
いつき。
「いいですか!?社長!!私が何の為にここへ来たか、編集者を振り切って何の為にここまで来たか、全てはこの為なんです!!」
温泉に入ろうとする
猫屋敷だったが、
穂波達が浴衣姿で上がってきたのだった…。
そして、温泉探しに出かける一行。
大雨のせいで霊脈の流れが変わってしまったのだそうで、源泉の霊脈を探して山の中を進んでいく。
スコップで魔法陣を描いた
アディリシアはサックスを召喚し、霊脈の光を探させる。
「はよ見つけてね。どうせ治療は私がするんやし」
「何ですの!?人を猟犬みたいに」
「しゃあないやろ、治せるのは私だけなんやから」
「まぁ、確かに穂波に霊脈を探すなんて無理ですわね」
「何言うてんねん!!山はケルト魔法の原点や。アディんとこの鳩より全然早いわ」
「さぁ、どうかしら?」
いつきの為に先に温泉探そうと呪文をムダに使う
穂波達のせいで呪派汚染が起こり、
いつきは苦しんでいた。
いきなり山を掘ると山の神を怒らせてしまうので、山の神に
みかんが祈って温泉掘りを開始する。
だが、
アディが魔神で掘ったのは水道管であり、
穂波がケルト魔術で掘り当てたのは千両箱だった。
既に目的を忘れ、誰が先に見つけられるかの競争になってしまう。
「一等になると商品がもらえるとか」
「それだと、キャットフード一年分だと嬉しいですね」
「私は新しいカップが欲しいです。前のは割っちゃったから」
「私はケーキバイキング!!穂波お姉ちゃんは何がいい?」
穂波は自分だけの王子になる
いつきを妄想し、
アディも騎士になる
いつきを妄想する。
全力で魔術をムダ遣いして戦う
穂波と
アディは折角出た温泉も、お互い邪魔して消し合うのだった。
地面が崩落して地下に落ちた一行だが、脱出するにもMPがないし、洞窟を歩く羽目になってしまう。
だが、その先で源泉を発見することができた。
山の守り神の岩が陥没したのが原因だったようで、それぞれの魔法の力を合わせて、岩を元の場所へ戻す。
しかし、岩に刺さったザイルが邪魔をするので、
いつきが岩に登ってザイルを抜き、無事岩は元の位置へ戻すことに成功する。
温泉の効力は復活し、
アディと
穂波も仲直りする。
猫屋敷も猫達との混浴に満足する。
平和に終わるかと思ったら、
アディが温泉をゲーティアの保養所にすると言い出し、またケンカを始める。
壊された衝立で、
いつきと
猫屋敷は温泉に沈む。
「温泉なんてもう嫌い…」
次回、「父を継ぐ者」
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