げんしけん2の最終話を見ました。
最終話 その先にあるもの…
夏が過ぎても
笹原の就職は決まっていなかった…。
《また落ちた…クソ。何だっけ?何でなりたかったんだっけ?好きなことに近い業界だから。でも、そんならアニメやゲームは?どっちにしろ、俺に創作能力はないわけで…裏方に回ることになるんだろうけど、そんなら少人数でやる漫画の方が…。そんな消去法だったかな…?同人経験を生かしてとか言って、一般のオタクイメージを明るく前向きにした所で同じことしてる奴はそれこそ腐るほどいるわけで。今まで面接で散々そういうこと言ってきたからだんだん自分でもスゲー嘘くさく聞こえてきた…。何がダメなんだ?やっぱ俺か?俺自身か?げんしけんに入ってなけりゃ俺だって…ねぇな、ねぇよ》
連敗に継ぐ連敗で
笹原は、なぜそもそも編集を志望したのかさえ分からなくなってしまっていた。
追い詰められた
笹原は出版に限らず別の業界も手当たり次第に受けてみるものの、やはりここでも連敗してしまう。
半ば自暴自棄になり部室で「就職浪人でもいいかな」とまで言い出してしまい、そんな
笹原を見た
咲と
荻上は
笹原には失望したと辛辣な言葉を投げる。
「ささやんがヘタレなのは知ってたけどねガッカリ」
「私も笹原さんは出版に行くもんだと思ってました。春日部先輩のガッカリって気持ち分かります」
笹原は
久我山からの電話をもらい、
荻上に電話する。
笹原は気持ちを切り替え、新聞をチェックしたりして、漫画編集者募集の広告を見つけ、面接で自分の同人誌制作の経験を話す。
「編集者がしてはいけないことは何だと思いますか?」
「作家のやる気をなくさせることだと思います。違いますか?」
「いや、別にそれもありなんじゃない?俺とは逆だけど」
好きな漫画のくじあんの批判をすると、その担当が面接官で、慌てる。
分厚い封筒が送ってこられ、
笹原は
荻上に真っ先に電話して就職が決まったことを報告するのだった。
「あの、今度…ネーム見て欲しいんですけど」
『ネーム?俺が?』
「あ、無理だったら別に…」
『全然喜んでって言うか、是非』
部室で
笹原は
大野や
咲にも内定が出たことを言うのだった。
高坂、
田中、
斑目からも就職お祝いの電話がかかってくる
笹原。
げんしけん2 DVDvol.1
げんしけん2 DVDvol.2