銀魂の第87話を見ました。
第87話 私と仕事どっちが大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス
「銀さん、昨日は山崎さんと何を話していたんですか?」
「あぁ、何でもねえよ、気にすんな」
「そう言われると余計に気になります」
「野暮なこと聞くね。男が隠れてコソコソ話してたらこれの話題に決まってるだろ?」
『ナースの花ビラビラ』というAVビデオを見せる
銀時。
「男の子っていくつになってもそうなのね。集まってはつるんで悪巧みばかりして…。あの人達もそう、男同士でいる時が一番楽しそうで、結局女の子の入り込む余地なんてないのよ。皆、私を置いていってしまったわ、振り向きもしないで」
「こんないい女を放っといて行っちまうなんざ酷い連中だね」
「そうでしょ?だから私、めいっぱい幸せになってあの人達見返してあげるの。こんな年まで一人で、身体のことでも総ちゃんには心配かけてしまったもの。幸せになって総ちゃんを安心させてあげなきゃ。幸せにならなきゃね」
会話中に吐血してしまう
ミツバの容態は急変し、家族はそれ相応の家族をしておくように医者は言う。
ミツバの婚約者・蔵場は不正に手に入れた武器を攘夷浪士に売りさばく悪徳商人だった。
姉の幸せを願って蔵場を見逃そうとする
沖田、真選組としてあくまで蔵場を摘発しようとする
土方。
様々な想いが重なって、2人の溝はどんどん深まっていく。
そんな中、難病を患って入院していた
ミツバの様態が急変し、
沖田、
近藤らは病院に駆けつけるが、
土方は武器取引の現場を押さえるために蔵場を見張り続けていた。
土方は
ミツバの嫁ぎ先が攘夷浪士と関係していると知れれば、
沖田の真選組での立場が失われると考え、たったひとりで転海屋の一味を捕らえようとしていたのだ。
そのことを山崎から聞いた
沖田も応援に向かおうとする。
「お前は動くな、ミツバ殿の傍にいてやれ。それに今のお前では足手纏いだ、剣に迷いのある奴は死ぬ」
「俺達を信じろってかい?冗談じゃねえ、俺は野郎に貸しを作るのだけは御免被るぜ。近藤さん、アンタ、俺を誤解してる。俺はアンタが思うほど綺麗じゃねえ。人を信じるとかそういう奴じゃねえんだ。テメーのことしか考えちゃいねえ。いつもあんた達といても溝を感じてた。俺はあんたらとは違うって。だから、姉上もあんたもあいつに…」
近藤に殴り飛ばされる
沖田。
「随分と俺には手厳しいな、近藤さんは」
「それはお前がガキだからだ。トシがお前と同じ事言ったら俺は奴も殴ったよ。俺達はそういう仲だもん。誰かがねじ曲がれば、他の二人がぶん殴って元に戻す。昔からそうだった、だから俺達は永遠に曲がらねえ、ずっと真っ直ぐ生きていける。テメーが勝手に掘った小せえ溝なんて俺達は知らねえよ。そんなもん何度でも飛び越えてって何度でもぶん殴りに行ってやる。そんな連中、長ぇ人生でもそうそう会えるもんじゃねえんだよ、俺達は幸せもんだぜ?そんな悪友を人生で二人も得たんだ。総悟、もし俺が曲がっちまった時は今度はお前が俺を殴ってくれよな」
《惚れてたんですよ、本気で…。冷たく突っ張れながら、それでもずっと野郎の帰りを待ってた、ずっと…》
転海屋は表向き、礼儀正しい性格をしており、表面上は
ミツバを妻として接しつつも、裏では
ミツバを道具のようにしか見ていない卑劣漢だった。
土方との対決で転海屋は本性を現し、攘夷志士達を扇動し激闘を繰り広げたが、敗北した事で逃走してしまう。
ミツバを人質に取ろうとするが、
銀時と
土方に深手を負わされ、最期は
沖田によって始末された。
「姉上、ごめんなさい…。俺はろくでもねえ弟だ。結局、姉上の幸せを奪ってきたのは俺…ごめんなさい、ごめん…」
「総ちゃん、いいの。よく頑張ったわね。立派に、立派になった…本当に強くなった…。振り替えちゃダメ。決めたんでしょ、自分であの時。自分で選んだ道でしょ?だったら誤ったりしたらダメ、泣いたりしたらダメ…。脇見もしないで前だけ見て歩いていくあなた達の背中を見るのが好きだった。ぶっきら棒で、ふてぶてしくて、、不器用で…でも優しいあなた達が大好きだった。だから、私、とっても幸せだった…。あなた達のような素敵な人達と出会え…あなたみたいな素敵な弟を持てて…総ちゃん、あなたは私の自慢の弟…」
ミツバはそう言い残し、静かに息を引き取った。
激カラせんべいを食べながら、病院の屋上で涙を流す
土方。
次回、「合コンは始まるまでが一番楽しい」
銀魂 シーズン其ノ弐 6
銀魂 シーズン其ノ弐 7(完全生産限定版 CD付)
「銀魂」オリジナル・サウンドトラック2