銀魂の第89話を見ました。
第89話 2度あることは3度ある
ある朝、
銀時、
新八、
神楽は目覚めると暗闇の中にいた。
「目覚めよ…」頭の中に謎の声が語りかけてくるが、状況がよく分からない3人はとりあえず二度寝することに。
「内なる力を解き放て…」謎の声はしつこく語りかけてくるが、
銀時達は完全に無視して熟睡を続ける。
やがて、失礼な態度に怒った声の主が遂に姿を現す。
その正体は、
銀時の木刀に宿った仙人・洞爺湖だった。
強力な必殺技を教えてやると言う仙人に対し、3人の反応は眠り続けるというものだった。
どうしても必殺技を教えたい洞爺湖は、起きない
銀時達に対して、3秒数える内に起きなければ腿に蹴りパーンを入れると言うのだが、いざやろうとしたら逆に
銀時と
神楽から左右の腿に蹴りパーンを入れられて涙目になってしまう。
「何なんだよ、テメーは。ズバリ何がしたいんだよ!?」
「ズバリなかなかやるではないか、仙人である私の足を封じるとは。だが、まだ甘い、お前達まだ強くなれる」
「ズバリ仙人を涙目にするくらい強くなれたんでもう十分です、帰らせて下さい」
「必殺技を覚えれば涙目どころか、目・鼻・口、体中のいたる穴からズバリ体液を吹き出させることも可能だぞ」
「それはもう、ほとんどお前の必殺技だろうが」
「何故そこまで頑なに必殺技を拒む。何だ、照れてるのか?必殺技の名前とか叫ぶの恥ずかしいのか?皆そんなの我慢してやってんだよ。皆同じなんだ、大切なのは慣れだ」
「何でこいつはこんな頑なに必殺技教えたがってんだヨ」
「これから先、今まで以上に強力な敵が出てくることもあるだろう。必殺技なしで生き残っていけるとはとても思えん。我が主に私も消えられては困るのでな。それに格闘ゲームなどを発売すると想定した場合、必殺技がないと大変地味なゲームになる。大人の事情も考え、版愛がどれだけ苦労してると思ってるんだ」
「どこまで心配してるんですか!?」
「それでも必殺技を覚える気がないと言うのならこっちにも考えがある」
それでもやっぱり必殺技はいらないという
銀時達の態度を見た洞爺湖は、必殺技を覚えない限り元の世界には帰さないと言う。
「あぁ、いいよ。別に。食い物はと」
「暫く厄介になるアル」
銀時、
新八、
神楽は勝手に冷蔵庫を漁ったり、ベッドの下から変な本を引っ張り出したり、挙句には中学の卒業アルバムを見たりとやりたい放題する。
そんな
銀時達に耐えかねて、もう必殺技はいいから帰ってほしいと頼む洞爺湖。
自分の部屋から出て行こうとしたら、そこへ洞爺湖の母が登場し、すっかり拗ねてしまった洞爺湖を宥めようとするが、逆にそれが洞爺湖には鬱陶しいらしく、仕舞いには母に対して必殺技(ジャンボリックマグナム)を放ってしまう。
そこへ酔っぱらった父が帰って来て、倒れている母を見ていきなり必殺技・ジャックニコル砲を放つが、洞爺湖は母から転勤という呪縛から解放される為に今こそ父を倒すべきと言われ、父に向かっていく。
だが、家族崩壊の危機を恐れた
銀時はこの戦いを止める為に父の腿に、
神楽は洞爺湖の腿に蹴りをパーンと入れ、どうにか戦いを治めたのでした。
「完璧にマスターしたようだな。それがお前達の必殺技“腿パーン”だ」
「「「いるかァァァ!!」」」
銀時と
新八、
神楽は怒って洞爺湖さんに向かっていき・・・といった所で場面は元の世界・万事屋に戻り、椅子に座って寝ている
神楽の姿があった…。
総悟、
土方、
近藤は目覚めるように言われ、目覚めるとそこは真っ白な世界だった。
「おい、トシ、これは一体どういうことだ!?」
「さぁな、起きたらいきなりこんな所にいるってことは夢だな。悪いけど、二度寝させてもらうわ」
「総悟、飯作っといてくれ」
「だってよ、土方」
「って、何で俺!?アホらし、俺も寝る」
何度も起こされる三人だが、起きる気配がない。
たっぷり眠った三人が起きると前には裸の女性がいた。
「寒くねえのか?こんな真冬に」
「はいはい、話は屯所で聞かせてもらうからね」
「ワイセツ物陳列罪だ。この露出狂が」
裸の女性は勝利の女神だと言うが、白バックと女神の関連性が分からないということで手錠は外されない。
勝利の女神の日記を読んだ
近藤は涙を流し、情状酌量の余地はあると言う。
まだ犯罪者扱いされた女神は怒り、3人に尽くしてやると言い出す。
家族ごっこのようなことをしていると、女神と付き合っていた神達が続々と集まってしまい、全てをなくした女神だが、なくしたものを取り戻す為に戦うことを誓う女神の夢を見ていた
総悟。
次回、「美味いものほど当たると恐い」
銀魂 シーズン其之弐 08
銀魂 シーズン其之弐 09