破天荒遊戯の第4話を見ました。
第4話 楽園に触れるなかれ
《明かりが見える、あれは人生の希望の明かり。幼い頃に一度、妹と共に祖父に連れていかれたことがある洞窟。その奥に大切なものを隠していると祖父は言っていた》
祖父は自分にはもう必要ないので、大人になって道に迷った時に来るように言われるマデイラと妹。
《祖父が亡くなって一年、今となってはあれが何だったのか覚えていない。ただあの洞窟の奥にひっそりと隠されたそれが私に呼びかけてくるように思える時がある。今がその時なんだと。そして、今夜私を照らし上げるかのように明かりを灯す》
雨の夜の森、一人はぐれてしまった
ラゼルは一軒家の屋敷に辿り着き、一晩雨宿りさせて下さいと頼むのだが、速攻マデイラに断られてしまう。
しかし、親切な妹の方が泊めてくれるのだった。
そして、屋敷の中では
アルゼイドと
バロックヒートが先に到着してガウンを着て寛いでいた。
「よぉ」
「遅いぞ」
ラゼルがお風呂に入ってると、マデイラがタオルを手に入ってくる。
そして、大学進学したいのだが、両親から反対されており、費用を稼ぐ為に祖父の残した宝を探す依頼をするのだった。
高圧なマデイラに対して、
ラゼルも遠慮なしに夜中に叩き起こして宝捜しを開始する。
アルゼイドと
バロックヒートも後を追ってきて、四人で洞窟の中を進んでいく。
ラゼルはわざと罠のボタンを押しまくり、マデイラが罠にかかりまくる。
途中の急流を見て、マデイラは立ち止まる。
子どもの時、溺れた姉妹だったが、駆けつけた両親に助けられたのは妹の方であり、自分はいらない子だと思ってしまっていた。
「ねぇ、あなたなら後ろの二人が溺れたらどっちを助ける?」
「え!?」
「冗談よ、冗談」
丸太の橋を渡りきったマデイラだったが、罠の落とし穴に落ちてしまう。
マデイラは地底湖に浮かぶ葉を見て、どこか入口と繋がっていると気付く。
マデイラを
バロックヒート達にエスコートさせ、後から泳いでいく
ラゼル。
泳ぐのが初めてなのに助けを呼ばなかったのは頑張るマディラに負けたくなかったかららしい。
マデイラに問われた質問の二人が一緒に溺れていたら、に対して
ラゼルは答えを出す。
「面倒臭いから両方死んで。だって、どっち選んでも片っぽに祟られそうだし、泳げない私に救出は無理そうだから。死んで、ダブルで」
すかさず
ラゼルを水に蹴り落とす
アルゼイド。
「分かった分かった、仕方ないからこうしよう。二人が溺れた時は私も一緒に溺れてあげるから。あんた達も必死こいて私を助けて、ついでに自分も助かりなさい」
日の光が射し、洞窟の壁に今にも飛びそうな翼を広げた化石が宝物だったようで、未来に向っていけという祖父のメッセージであった。
マデイラは前向きに生きようと考えを変えたようで、家出して落ち着いたら両親と大学のことを話し合うことにする。
そして、
ラゼルが格好良かったので負け宅ないと言う気持ちもあるようで、もしいつか
ラゼルが困っていたら助けてもいいと言うのだった。
次回、「てのひらのたいよう(前編)」
破天荒遊戯 DVDvol.1