|
テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの第159話を見ました。
第159話 茶渡泰虎死す!織姫の涙 「よぉ、オメーが一番乗りか」 「動きは遅い。コイツがかなりの使い手なのは分かるが…一撃で決める!!」 ノイトラに向かっていく茶渡だが、攻撃が全く効いていなかった。 「何だ、それが全力か?」 「…!?」 突如現れた十刃の一人・ノイトラの攻撃の前に一撃でやられてしまう茶渡。 小さくなっていく茶渡の霊圧に気付く一護、石田、恋次。 《茶渡がやられた…!?そんな筈ねえ》 出発の前に、大きな決戦の前にやり護廷十三隊伝統の儀式を行ったことを思い出す一護。 『我等!!今こそ決戦の地へ!!誓え!我等地が裂けようとも再び生きて、この場所へ!!』 《信じるんだ。誓ったじゃねえか、生きて戻るって。信じろ。今、信じるしかねえんだ》 しかし、離れた場所にいる彼らにはなす術もない。 そして、破面の元に身を寄せている織姫もまたその茶渡の霊圧を感じていた。 その時、ウルキオラが織姫の部屋に入ってくる。 「どうやら気づいたらしいな。ノイトラのバカが逸ったらしい。離宮で待てと命が下っていたものを」 「茶渡くんは死んでないよ、死んでない」 「…入れ。食事だ、食え」 「いりません」 「藍染様のお声がかかるまで命を保つのもお前の務めだ、食え。俺が無理やり捻じ込んでやろうか?それとも縛り付けて、栄養注入だけにして欲しいか?」 「茶渡くんは死んでない」 「しつこいぞ。どちらでもいい、そんなことは。何と言って欲しいんだ俺に?『心配するな、きっと生きている』とでも?くだらん、俺はお前をあやす為にここにいるわけじゃない。分からん、何故そうまで生き死に拘る?いずれにしろ、程なくお前の仲間は全滅する。それが一人早まったから何だというんだ?こうなることは最初から予測できたはずだ。」 「止めて…」 「出来なかったとすれば、その責任は奴らの愚かさにある。馬鹿な連中だと笑えば済むことだ、何故それが出来ない?」 「…」 「俺なら自分の力量も量れずにこの虚圏に乗り込んだ奴等の愚昧に怒るがな」 激情した織姫は言葉を返せず、ウルキオラにビンタする。 「一時間後にもう一度来る。その時までに食ってなければ、縛りこんで捻り込んでやるから、そのつもりでいろ」 「ノイトラ様」 「テスラか」 「刺されないのですね、トドメ」 「当たり前だ。雑魚を線引きを殺したとして誰が俺の最強を認める?雑魚の命に価値はねえ、あるのは…」 「どうかなさいましたか?」 「アーロニーロの奴が斬魄刀を解放したらしい。相手の霊圧も大したことはねえみたいだがな。行くぜ」 「どちらへ?」 「でかい霊圧を見つけた、そいつを潰す」 「…待、て…っ。お前を先へは、進ませ、ない…」 「へぇ、まだ動けんのか」 茶渡の拳を受け止めるテスラ。 「そんな体で放つ拳がノイトラ様に届くと思うな。さ、参りましょう、ノイトラ様」 「誰が手出せと言った?」 「申し訳ありません。ですが、最後の一撃は敵も全霊を込めて放ちます。ノイトラ様に万一のことがあっては…と」 「ねえよ、そんなもんは。俺の身体を砕ける奴なんざ、天地のどこにもいやしねえよ。忘れんな、俺が破面最強だ!!」 恋次とドンドチャッカは分かれ道に差し掛かり、落とし穴に落ちてしまう。 「ハハハハ、最高。色々と仕掛けは施しといたけど、まさかあんな一番易い仕掛けに引っかかる奴がいたとはね。おっと、失礼。自己紹介が先だったかな?一度しか言わないよ、君の頭で覚えられるといいけど。僕は第8の十刃、第8十刃(オクターバ・エスパーダ)・ザエルアポロ・グランツだよ」 「十刃?成程な、テメーが破面どもを仕切ってやがる十人の一人って…」 悲鳴をあげながら落ちてくるドンドチャッカに押しつぶされる恋次。 「僕は十刃といっても、それ程戦闘能力は高くないんだ。僕は研究者だ、ここにいればあらゆる霊性のパターンが手に入る。それが僕にとっては何にも勝る悦楽なんだ。おっと、勿論君も素敵だよ。僕の研究パターンにはなかったタイプだからね。だから僕は最上級の歓迎をしようと思う、是非受けてもらいたい。いかがかな?いや、遠慮は無用だよ」 「待てよ、何の勘違いをしてやがんだ。俺はテメーと喋りに来たんじゃねえ、テメーらをぶっ潰しに来てんだぞ。テメーの素性なんざ、知っちゃこっちゃねえ。歓迎なんてごめんだぜ。喋りたきゃ俺に斬られながら勝手に喋れ。ただし、加減してやる気はねえがな!!卍解、狒狒王蛇尾丸!!」 恋次の攻撃は効かなかった。 ルキアはアーロニーロと戦っていた。 「俺の能力は喰虚。死した虚を食らって、その能力と霊圧を我がものとする力。こいつは志波海燕の身体で帰ってきた奴をその身体ごと喰って手に入れた力だ。この身体は志波海燕のもの!!身体には全ての経験が、脳には全ての記憶が全てそのまま残っている!!俺はただその記憶と経験を読み取って動いていただけのことだ!!終わりだ、見せておいてやろう。十刃の刀剣開放というヤツを。喰い尽くせ 喰虚!!」 アーロニーロが始解すると虚というより肉塊に近い姿となる。 「いい顔だ、恐怖しているな。もっともっと恐怖しろ。これが今まで俺の喰らってきた虚全ての力の姿だ。十刃の刀剣解放を破面の同等と思うなよ。俺の喰虚は喰らった虚の能力を全て同時に発現できる!!今まで俺が喰らった虚の数だ33650。ここから先の戦いは30000を越える虚の大軍勢と一人で戦うに等しいものと思え!!」 「海燕殿…」 BLEACH 破面・虚圏潜入篇 3 BLEACH 破面・虚圏潜入篇 4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 6, 2008 09:21:01 PM
[絶園のテンペスト] カテゴリの最新記事
|