CLANNAD -クラナド-の第17話を見ました。
第17話 不在の空間
バスケの試合を見た合唱部から、幸村先生に演劇部と顧問を兼任してもらおうという提案を受けた
渚達。
「良かったな、渚」
「これで演劇部復活ですね」
だが、生徒会では前例がないからと兼任を認めてもらえなかった。
「何でこう、うちの生徒会はお役所仕事で頭が固いのよ」
急に
渚がフラつき、支える
朋也。
「渚、どうした!?渚!!」
家まで
渚を運んだ
朋也達は
渚を心配しながら岐路に着く。
「部長がいないんじゃ、演劇部の活動も当分お休みか」
『お前に渚を助けてもらうのは二度目だな。ありがとよ』
『いや、俺は…俺は…何も…』
朝、部屋で眠っていた
朋也は
智代にカーテンを開けられ、起こされる。
「おはよう、岡崎」
「うぉ、智代!?何やってるんだよ!?」
「起こしに来てやったんだ、お前が遅刻しないように」
「だから、何でわざわざ!?」
「ここは私の通学路の途中なんだ。友人が遅刻の常習犯というのは見過ごしておけない。昨日言えなかったから抜き打ちで来たんだ。驚かせたか?」
「当たり前だ!!勝手に人ん家に入ってくんな!!」
「勝手じゃないぞ。お前のお父さんにちゃんと許可を貰った」
「…親父に会ったのか…?」
「そうだ、何か問題でもあるのか?」
「いや、何でもない…」
智代に手を引っ張られて登校してきた
朋也は他にも遅刻の常習犯がいると、
春原の部屋にも寄り道をします。
「女の子に起こされる幸せをお前と分かち合いたくてな」
「意外に片付いてるな」
Hな本を
智代に見つけられ、慌てて取り返す
春原。
起きてから五分で学校に着いた
春原と
朋也はヘトヘトだった。
「朋也、今日もお昼付き合ってよね」
昼休み、
杏の手作りの豪勢なお弁当を食べる
椋と
朋也。
進路を聞かれた
朋也は逆に聞き返すと、
杏は幼稚園の先生を目指し、
椋は看護学校に行こうとしているのだった。
渚に悪いと思い、積極的に出られない
椋に、
杏は
智代に
朋也がとられてもいいのかと言う。
春原と
朋也は下校していた。
「お前さ、ホントに渚ちゃんと付き合ってるわけじゃないんだな?」
「何度も言ってるだろ、俺は彼女なんか作らないって」
「どうしてだ?」
「どうしてって何が?」
「彼女を作らない理由だ。何か思うところでもあるのか?」
「俺の親父見ただろ?家は家庭環境も滅茶苦茶だし、俺は不良のろくでなしだ。彼女なんか作れる人間じゃないんだよ」
「優しそうなお父さんだと思ったが…まぁ、いい。折角会ったんだ、一緒に帰ろう」
「何でそうなんだよ!?」
「いいな、一緒に帰ろうぜ」
「お前を誘った覚えはないぞ」
「岡崎を誘ったということは僕も誘ったのも同然。ちょっと用があるからさ、二人とも付き合ってよ」
杏と
椋も慌ててやって来ますが、既に
智代がいたために
朋也と帰宅できなかったのだった。
春原と一緒に下校する
朋也と
智代。
不良グループから恐れられている
智代を利用して、
春原は自分に因縁を吹っかけてくる奴の逃げていく姿を見て気持ちよく感じていた。
それを察した
朋也は喫茶店に寄り、お茶を飲む三人。
「さっきはありがとう。私があそこにいたくないのが分かって助けてくれたんだろ?」
「別に、俺もあんな所にいたくなかっただけだ」
「岡崎、私にも今ではいい友達が大勢いる。でも、お前達と一緒にいるのも楽しいんだ。いや、お前といるのが楽しい」
「そりゃ光栄だな」
智代と別れた
朋也は
渚の家の前までやってくるが、そのまま帰宅するのだった。
また翌日も
智代に起こされた
朋也と
春原。
昼ごはんは
杏と
椋と一緒に食べる
朋也。
椋の手作り弁当の卵焼きの威力にボタンが倒れてしまう。
演劇部室に一人でいる
朋也は
渚のことを思っており、渚の名前をチョークで黒板に書くのだった。
有紀寧に冗談で教わったおまじない『女の子と体育倉庫に2人きりで閉じ込めれる』をすると、
杏と閉じこめられてしまう
朋也。
「すまん!!」
「何で謝るのよ?あ、アンタの仕業!?どういうつもり?ま、まさか私に何かしようって気じゃないでしょうね!?」
「何言い出すんだよ、オイ!!」
呪いを解くために上半身裸になる
朋也。
「俺も初めてだけど任せておけ。呪いなんてへのへのかっぱ、呪いなんてへのへのかっぱ、呪いなんてへのへのかっぱ!!」
すると、体育倉庫の扉が開き、無事脱出することが出来ます。
休む間もなく、
智代に一緒に帰ろうと誘われ、校門に向かって歩いていると、
智代に逆襲にきた不良達が立っていた。
こんな時に、どこからか登場した
風子はヒトデの彫刻を学校周辺に隠してあるので頑張って探した方がいいと言うもののすぐに退場する。
春原も助けにくるが、
智代に足手まとい扱いされ、吹っ飛ばされてしまう。
智代はあっという間に不良はなぎ倒すのだが、騒ぎを訊きつけて教師がやって来る。
頭の堅い生徒会を変えれば、顧問の兼任もOKが出る可能性もあると考えた
朋也は次の選挙で
智代を通らせたいと考え、騒ぎを起こさせたくないと庇ったことで停学処分になってしまうのだった。
次回、「逆転の秘策」
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