仮面ライダーキバの第4話を見ました。
第4話 夢想・ワイルドブルー
現在。
父・
音也がいろいろな人に迷惑をかけていたことを知った
渡は誠実で真面目で曲がったことが大嫌いな純粋な人だと思っていたのですっかり落ち込んでしまう。
渡は理想の父親像に近い男・
名護をカフェ・マル・ダムールへ訪ね、相談をもちかける。
「あら、珍しい。今日はママと一緒じゃないの?もし、悩みがあるんだったら私が聞いてあげてもいいわよ」
「名護さん、こんにちは」
「君は、あの時の…」
「何、知り合いなの?」
「私に相談したいことがあるんだったんだね。何でもいい、言ってみなさい」
「ありがとうございます」
「ちょ…待ちなさいよ。相談には私が乗るんだからアンタは下がってて」
「実は父さんの…」
「君も、私と彼、どっちを偉ぶつもり!?」
恵をスルーして
名護に相談する
渡。
「そのお姉さんも仲間に入れてあげたらどうかな?いじけると面倒なんだ、その人」
キバの正体が
渡であると夢にも思わない
名護は優しく
渡の相談に乗ってくれる。
そんな
渡と
名護の前に新たな手配犯が現れたが、この男も
音也の被害者の一人であったため、
音也について話を聞く。
1986年、
音也はその男の申し出を受け入れ、最高の老酒と引き換えにコンサートを開くことを承諾する。
ご機嫌でバイオリンを弾きまくる
音也だが、コンサート会場には現れず、男は信用を失い悪の道へ。
「老酒は奢りだ」
「好きじゃない」
「じゃあ何が好きなんだ?俺か?」
「私のメニューにあなたの名前は載ってない」
「無理すんなよ。お前、最近俺の後をつけてるだろ?愛がなきゃ出来ることじゃない!!」
音也は
ゆりにまた強烈な一発を食らってしまう。
「最高だ、女に殴られるのも悪くはない」
音也が迷惑をかけた人のために何かをしなければと、
渡は彼らの仕事を手伝うことにする。
「君、静香ちゃんから聞いたわ。お父さんの罪滅ぼしでこんなことしてんでしょ?でもね、あなたにはそんな義務はないのよ。法律上、あなたには何の罪もないんだから。ね?」
「止めなさい、恵。これは法律上の問題じゃない。彼の気持ちの問題なんだ、さぁ続けなさい」
「ありがとうございます」
「さぞ気持ちがいいでしょうね?」
「何のことかな?」
「知ってるわ、あなたは弱い者が必要なのよ。弱い者の面倒を見ることで自分が上に立てるから。気持ち悪い」
「馬鹿なことを言うのは止めなさい」
「そのなさいなさいって言うのも止めなさいよ。そういう口癖も自分が上に立ちたいって証拠じゃない」
「君は俺を分析している。何故か?分析することで俺より優位に立とうとしているのだ。何をしても俺には勝てないということが分かってるだけに」
「はぁ!?」
音也は相変わらず
ゆりに言い寄っては邪険にされる日々を送っていた。
そんな
音也についての報告書を嶋に提出する
ゆり。
「成程、想像以上に面白い男だな」
ゆりから報告を受けた嶋も、
音也をチームに加えることを断念する。
2008年。
渡の一生懸命な姿に打たれた被害者達も
音也を許すと、弁護士の綾に報告する。
だが、私は許さないという綾は、なんとモスファンガイアに変身する。
バイオリンの反応を感じた
渡はモスファンガイアのもとへ向かう。
キバに変身してモスファンガイアを追い詰めると、ファンガイアは変身を解除する。
綾となって
音也への思いを語り始める。
かつて
音也は花のためにバイオリンを弾き、枯れていた花々を甦らせたことがあるという。
そんな
音也に綾は心奪われたが、
音也に無視され深く傷ついたらしい。
思わぬ事実を聞かされ呆然とする
渡はその隙を突かれ、復活したモスファンガイアに圧倒されてしまう。
その時、
キバットが笛を吹き、キバは青い姿のガルルフォームへ変身する。
雄叫びをあげながらパワーアップしたキバはガルルバイトでモスファンガイアを撃破する。
思わぬところから父の真の姿を知った
渡は父への思いを新たにしながら一人バイオリンを奏でるのだった。
次回、「二重奏・ストーカーパニック」
Break the Chain/Tourbillon