BLEACHの第161話を見ました。
第161話 残酷な破面、ウルキオラの挑発
「おっと、勿論君も素敵だよ。だから僕は最上級の歓迎をしようと思う、是非受けてもらいたい。いかがかな?いや、遠慮は無用だよ」
「待てよ、何の勘違いをしてやがんだ。俺はテメーと喋りに来たんじゃねえ、テメーらをぶっ潰しに来てんだぞ。テメーの素性なんざ、知ったこっちゃねえ。歓迎なんてごめんだぜ。喋りたきゃ俺に斬られながら勝手に喋れ。ただし、加減してやる気はねえがな!!卍解、狒狒王蛇尾丸!!」
第8十刃の
ザエルアポロと遭遇した
恋次は卍解して戦おうとするが、解放途中で狒々王蛇尾丸が消滅してしまう。
薄ら笑いを浮かべながら「この部屋では君の卍解は使えない」と語る
ザエルアポロと驚く
恋次。
ザエルアポロは兄であるイールフォルトの全身に寄生させていた「録霊蟲」から得た情報で
恋次の卍解を完璧に把握し、
ザエルアポロの宮の中に力を封じる仕掛けを施したというのだ。
「どうせ君にはもはた勝つ術も逃げる術もない。暴れるな、卍解を出来る個体を直接見るのは初めてでね、正直僕も興奮している。だから、暴れるなよ。出来る限り完品に近い形状で死んでくれよ」
ザエルアポロは
恋次を実験体として無傷で手に入れるつもりでいた。
「参の舞…白刀…」
その頃、第9十刃・
アーロニーロが
ルキアに倒された情報が虚夜宮内の十刃全員に伝わっていた。
「随分遅い斬撃だね。情報以下だ」
「テメー…」
「まだ気づかないのかい?君は僕の手の平の上で踊らされていただけなんだよ」
「この野郎…――!?」
「おや、気づいたようだね」
「テメー…ほとんど動かねえで俺の攻撃を…」
「君の攻撃がどの程度のものか試していたんだが、期待外れだったね。卍解なしではこれが限界なのかな?」
「なめるな!!咆えろ、蛇尾丸!!」
「もはや、その太刀筋を観察するまでもない。君の攻撃は見えているんだ。その攻撃はもう僕には通用しないよ」
「この野郎…」
ザエルアポロの部下らしいルミーナとベローナが
アーロニーロの死を報告しに現れる。
「あぁ、本当だ。報告が入ってるね。こっちに夢中で気づかなかったよ。へぇ、相討ちだってさ、死神くん」
「…何の話だ?」
「だからさ、君の仲間と十刃の一人が相討ったって話」
「相討ちかどうか…」
「まだ分からないって?楽観論ならよした方がいい。死んだこの名前も届いているんだ。朽木っていうのは君の仲間の名前だろ?」
「…!?」
「予想通りの反応だ、本当に面白いな、君は。だが、何度も言ってるだろ?始解ごときじゃ、十刃に傷を負わせることなんかでき…」
恋次の力が爆発し、
ザエルアポロに手傷を負わせるのだった。
「ごちゃごちゃうるせえぞ、退け!!」
「…!?ルキア…」
一護の前に
ウルキオラが現れる。
「気づいたか?力ばかりのガキだと思っていたが、存外、まともな感覚もあるらしい」
「テメーは…」
「久しぶりだな、死人」
「テメーは…ウルキオラ」
「俺の名を覚えているのか。お前に名乗った覚えはないんだがな。まぁ、いい。朽木ルキアは死んだ」
「なん、だと…!?」
「正確には第9十刃と相討った。全身を斬り刻まれ、槍で身体を貫かれた。生きてはいまい」
「適当なこと言うなよ。ルキアの霊圧が小さくなったのは今だ。戦ってもねえのにテメー」
「認識同期、第9十刃の能力の一つであり、奴の役目の一つでもあった能力だ。奴は自分の戦ったあらゆる情報を瞬時に全ての同胞に伝えることが出来る。どこへ行く?」
「ルキアを助けに行く」
「死んだと言ったはずだ」
「信じねえ」
「俺を殺していかなくていいのか?」
「テメーと戦う理由はねえ」
「どういう意味だ?」
「テメーは敵だが、テメー自身はまだ誰も俺の仲間を傷つけてねえからだ」
「そうか、虚圏に井上織姫を連行したのが俺だと言ってもか?」
「やっぱり井上は自分の意志で虚圏に行ったんじゃなかったんだな!!」
「意外だな、助けに来た仲間といえど、少しは疑心があったらしい」
「分かってんのか?テメーのせいで井上は裏切り者呼ばわりされてんだぞ!!」
「だろうな。そうなっていなければこちらの計算ミスということになる」
「テメー!!」
「俺と戦う理由は出来たか?」
「ネル、もう少し離れていろ」
「いつご…」
「どうやらコイツは俺をこのまま通す気はなさそうだ。だが悪いな、こっちも急いでるんだ。全力で行くぜ、卍解!!」
次回、「笑うザエルアポロ、恋次包囲網完成」
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