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テーマ:アニメあれこれ(25881)
カテゴリ:BLOOD-C
シゴフミの第8話を見ました。
第8話 ハジマリ 美川邸にシゴフミを配達しに来たフミカが、キラメキとトラブルを起こしてしまった。 「フミカ、認証して、早く!!」 だが、その時、銃声が響く――。 拾った銃でキラメキがフミカを撃つのだった。 「フミカ!?」 「うん、うんうん。ほら、痛いだろう?危ないんだよ、これは。いいかい、フミカ。こんな物を人に向けちゃダメだぞ」 要はキラメキに殴りかかり、夏香はフミカに駆け寄る。 「あんたの娘だろうが!!うわぁぁ!!」 キラメキをボコボコにする要を止める春乃。 要、春乃、夏香はキラメキを寝室に閉じこめ、リビングでフミカを介抱していると、血が止まり、体内から銃弾が出てきて、傷も治り、服も修復されていく。 「こんなもの見たら医者が大騒ぎする」 「夏香」 「ちょっと待って」 夏香はフミカにマントをかけて、要と春乃をリビングに入れる。 「大丈夫なのか?美川は」 「うん、まぁ…」 「撃たれたんだぞ、やっぱり救急車だろ」 「フミカは死なないよ」 「杖が…」 「喋った…」 介抱されながらフミカは自分のことを話すのだった。 「僕はかつて美川文歌という人間だった」 「やっぱり」 「あれ?病院で寝てるあの子は?」 「そうだ、三年前から眠ったままなんだろ?」 「最後まで文歌の話を聞こうよ。質問はそれから」 「僕の父は美川キラメキ、さっき僕を撃った男。母は僕が生まれてすぐ離婚した」 アイザワキレイという名で女優をしていたらしい文歌の母は再婚して海外で暮らしているらしい。 母を知らないフミカはキラメキに育てられる。 「キラメキは優しい父だった。自分大好きな人だったから、自分の分身である僕を愛した。でも…」 キラメキの似顔絵を描いたので見せる文歌だが、芸術の時間だよと言われる。 「いつ、それがどうして始まったのか覚えていない」 部屋でシーツ一枚で裸にされた文歌はガラスペンで字を書かれていく。 『死後は氷の世界に似ている。何も生きてない、色がない、草も花も四季も何もない。だけど、死後の世界は美しい。統一されたうるさくない色、虫も黴菌も汚れもない。究極に清い、無垢な、綺麗…。違う、違う、ここは綺麗じゃない、お前なんかじゃない!!綺麗、綺麗だって!?何が綺麗だ!!汚らしい黒め!!女、嘘、見栄、裏切り…。そうだ、裏切り者め!!』 キラメキに背中に字を書かれ、ガラスペンで刺されている文歌の背中は血だらけになっていた。 「キラメキ先生はどうしてそんなことを…?」 「下書き…。キラメキは僕の身体で何度も何度も下書きをしてアイデアをまとめた。とても嫌だったけど、怖かったけど、耐えるしかなかった。キラメキ以外の父親を知らなかったから」 『愛していたんだ、氷のように透明に、罪のように美しく。それなのに…それなのに…嫌いだよ、君なんか嫌いだぁぁ!!』 『私は大好きだよ、お父さん、大好き!!』 『嫌いだ、嫌いだ、嫌いだ、嫌いだ、嫌いだ、嫌いだ、嫌いだぁぁぁ!!消えてしまえ、穢れた女よ。永劫に僕の前から失せろ!!落ちろ、老いてしまえぇぇ!!』 「優しいお父さんがこんなことするはずない。これは私…僕じゃない。これは僕だ。これは違う…違う違う違う違う…こうして僕は生まれた」 二つの人格のうちの一つがフミカのようで、逃げ出した方の人格だと言う。 「嫌なことを全部文ちゃんに押し付けた嫌な子ども」 幼い文歌のもう一つの人格であるフミカは文歌の世界でたった一人の友達として一緒にいた。 キラメキの本は売れるので、ずっと娘へ虐待を出版社がもみ消してきたらしい。 幼稚園も小学校も行かせてもらえなかった文歌は中学で初めて学校に行ったようで、沢山の人を見るのが初めてで保健室登校になったらしい。 「でも、怖いばかりじゃなかった。人の中にいるのは心が疲れるし、緊張するでも、文ちゃんは頑張って学校に行った。学校が好きだったから」 要をフッたのも嫌いだったからではなく、驚いてついフッてしまったらしい。 閉じ込められていたキラメキは銃弾の中の火薬を使って扉を爆発して部屋から出てくる。 「お仕置きしなくちゃ、どれがいい、どれがいい?どれがいいかな、迷っちゃうな」 飾ってあった拳銃が一つなくなっていることに気づいたキラメキ。 「思い出したか?撃ったのは僕だ」 キラメキを追い詰めていくフミカ。 要達は内側から鍵がかかっているために中に入れなかったが、カナカの力を借りるのだった。 キラメキはフミカに顔を打たれる。 「よくも打ったな、あんなに愛してやったのに。お前なんか嫌いだ!!消えてなくなれ!!」 「あんなにされても文ちゃんはずっとお前が好きだったんだ。だけど…」 妻の姿と文歌が重なって見えてしまい、キラメキは背中にガラスペンを何度も何度も刺すのだった。 文歌が死んでしまうと思ったフミカがキラメキを撃ったのだった。 「お前を撃ったのは文ちゃんじゃない、僕だ。でも、文ちゃんは自分が撃ったと思ってしまって閉じ篭ってしまった。僕の声も聞こえない。お前を裁くのは文ちゃんに任せるはずだった。でも…お前は今すぐ死ね」 春乃はフミカの手に触れ、警察沙汰にしないためにもキラメキには働いてもらって、文歌の入院費を稼いでもらうと言うのだった。 フミカは文歌が目覚めるのを待つために配達人になったようで、夏香と要も文歌が好きなので目覚めるのを待ってもいいかと言うのだった。 次回、「サイカイ」 シゴフミ DVD一通目 シゴフミ DVD二通目 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 26, 2008 09:05:26 AM
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