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シゴフミの第9話を見ました。
第9話 サイカイ 「海外の事例でさ、話しかけたことで目を覚ました人がいるんだって」 「眠ってるのに?」 「多分、深層意識には届いてるんじゃないかな?言語野では理解していなくても」 文歌のお見舞いに来たフミカ達。 「文ちゃん…行って来た、美川キラメキの所。全然、変わってなかった。すっかり文章は書けなくなってたけど。でも、いい担当さんがついた。夏香のお姉さん。あ、夏香と要、覚えてるよね?二人ともお見舞いに来てくれた。文ちゃん、また学校行こう。文化祭も運動会もクラブ活動もまだだった。友達もいっぱい作って、僕も待ってる」 「ねぇ、前から思ってたんだけど、最初に保健室で話したのってフミカの方?」 「…!?違う、僕は学校には…」 「私が初めて話しかけた時、文歌固まってて、でも…僕って言ったもん」 「何だ、フミカも学校行ってたんじゃない。楽しそうだもんね、学校」 「きっかけを作ってあげたかった、文ちゃんに友達を作る」 《じゃあ、俺が好きになったのは、ひょっとして…》 「フミカ、そろそろ行かなくていいの?」 フミカの本体の話を訊いてチアキもやって来て、シゴフミのことを聞いてくる要に説明する。 「遊びに行かない?マタタビのお釣りもあだあるし」 「やっぱ暇なんじゃない」 「山はいっつも見てるからさ、海に行こう、南の島とかさ。これも縁だ、君らも来なよ。もう夏休みだろ?」 「いいんですか!?」 「アンタは暇かもしれないけどね、あたし達はこれから仕事なの。だから…」 「分かった」 意外にもフミカがOKし、要や夏香も一緒に南の島へ出かけるのだった。 旅行をするのも初めてなので民宿に泊まるのが初めてなフミカは枕投げをしたり、温泉につかったりと旅を満喫する。 男の要はマトマと同部屋になり、隣の女部屋からの声が駄々漏れだった。 フミカが旅行をOKしたのは、隣にある無人島である水天狗島に届けるシゴフミがあるからだった。 同じ旅館で墓参りに来た白石塔子と出会い、一緒に島に行くことになる。 塔子の祖父はチアキが好きだった人で、50年以上も前に彼の運転する車に乗っていたチアキだけ交通事故で死んでしまったのだった。 生まれた街も変わり、生き残った恋人も死んでしまった。 「変わらないのは私だけ――。親も友達も皆、死んじゃった」 「恋人も」 「らしいね。折角助かったのに。ま、それから50年も生きたんだから上出来か」 「前に言ってた猫の人?」 「年をとれるあんたがちょっとだけ羨ましいよ」 「チアキ、行こう」 「どこに?」 「お墓参り」 チアキは自分の彼氏だった清澄のお墓を参る。 「死んじゃったんだ、ホントに…。清澄才蔵くん、あなたの人生は幸せだった?結婚して、可愛い孫までいて、きっと幸せだったよね…」 《私には最後の恋でも、才蔵くんはずっと人生があったんだもんね》 墓石にはシゴフミの切手があり、石には千章(チアキ)の名前も並んで刻まれていた…。 「差出人は清澄才蔵」 「じゃあ、アンタの仕事って…」 「誰だろ、この人。ずっとおじいちゃん独身だったのに」 チアキの死後もずっと独身だった才蔵は事故で身寄りのない子どもを引き取って育ていたそうで、その養女が塔子の母だった。 50年目に届いたシゴフミは才蔵からチアキへのプロポーズだった。 次回、「デアイ」 [BLOOD-C]カテゴリの最新記事
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