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CLANNAD -クラナド-の第20話を見ました。
第20話 秘められた過去 学園祭で演劇を披露することが決まり、張り切る渚は発声練習を家の前の公園でやっていた。 「あ、岡崎さん、どうしたんですか?」 「姿が見えないから捜しに来たんだ。お前、毎晩こんな所で練習してるのか?」 「時々です。ここなら声を出してもご近所に迷惑がかかりませんから」 「ちょっとは気をつけろよ。こんな時間に一人じゃ危ないだろ」 「大丈夫です、家の前です。呼んだらお父さん、すぐ来てくれます」 「お前、トロそうだから心配なんだよ」 「え、私、トロそうに見えますか?」 「自覚なかったのかよ」 「ショックです…」 「はぁ…お前さ、そう簡単に落ち込まねえの」 「冗談です。私慣れっこです、岡崎さんの意地悪」 「んなもんに慣れなくてもいいけどさ…。悪いな、俺、口悪いから」 「いえ、岡崎さんも岡崎さんのままでいて下さい」 「あぁ、分かったよ」 渚が舞台化したいと思っている物語は誰が書いたのかもどんなタイトルの作品なのかもまったく分からないものだが、ストーリーは分かっているので朋也に聞いてもらう。 「世界にたった一人残された女の子の話です」 「え?」 「それは、とてもとても哀しい冬の日の幻想物語なんです」 幻想世界。 少女はもう一体のブリキの人形を完成させるのだが、動かなかった。 「ごめんね…ごめんね…」 いつも一緒にいたブリキの人形を抱きしめる少女。 《終わった世界の女の子。同じような光景を見たような気がする。それがいつだったか、どこだったか分からない。でも確かに…》 店を飛び出す早苗を追いかけた秋生が戻ってきた。 「今度は何があったんだよ?」 「早苗のパンをお客に勧めてたんだが、気持ち悪くて食えないって言うんだよ。その話を聞かれちまってな。名づけてレインボーパンだ、お前にレインボー!!」 「いや、意味分かんないし」 「終わった世界の女の子…いや、悪いが心当たりはねえな」 「よく思い出してくれないか?そんな絵本が童話を読んでやったことはないか?」 「やっぱり記憶にねえな、早苗に聞いてみてくれ」 「そうか、分かった」 「おい、小僧お前が何を詮索しようとしてんのかは知らねえ。けどな、何かが分かっても渚には言うな。まず俺に言え」 早苗に聞く朋也だったが、早苗も知らないし、話したこともないと言う。 渚の話したあらすじだけを頼りに朋也はその作品を探そうとし、有紀寧に高校の図書室には絵本や児童書はないと聞かされるが、演劇の資料やビデオはかなり揃っていると言われる。 「お役に立ちませんか?」 「いや、折角だけど芝居や舞台じゃないらしいんだ」 「それより、有紀寧ちゃん、僕のことが好きな子が分かるおまじないとかあったら教えてくれない?」 「今、真面目な話をしてるんだぞ」 「バッチリありますよ」 おまじないを教えてもらった春原は早速、おまじないを試しに向かう。 「なぁ、女の子ってやっぱり男の方から告白されたいとか思うんだろうな?」 「古河さんのことですね」 「誰もそうとは…」 「勿論好きな人から好きと言ってもらえたら嬉しいです。ただ、タイミングが大切ですね。急に迫られたり、強引なことをされたら気持ちが引いてしまいますから」 戻ってきた春原は誰にも声をかけられなかった。 「次は岡崎さんの番ですね」 「俺もやるのか?俺、興味ないんだけど…」 朋也が最初に出会った女の子は風子だったが、おなかを好かせたクマがいると静かにするようさせると、次に話しかけてきたのは渚だった。 顔が赤くなった朋也は渚と共に演劇部の部室へ向かう。 そして、そこで渚が学園祭でやりたい劇のお話のストーリーを朋也だけでなく、春原、杏、椋、ことみにも伝えられる。 《やっぱり覚えがある》 古河家の物置に絵本や児童書がないか一緒に探す朋也と渚だったが、秋生に止められる。 「いいか?今から話すことは渚には内緒だぞ。早苗にもこうして俺が内緒話していたことは言うな、蒸し返したくないからな」 早苗にも内緒と言ったばかりなのに、早苗にお茶を頼んでしまう秋生。 「お前が何を探そうか構わねえ。けど、それとは違う物をひょっこり見つけられたら困るんだな」 「違う物?」 「聞きたいか?」 「話したくないなら無理には…」 「教えてやる。隠してあるのがエロ本一万冊なんて想像されるのも嫌だからな。いいか、あの物置に隠しておいてあるのはだな、俺と早苗の過去だ。昔の写真とか日記だ。そこにいるのは夢を追っていた頃の若い俺達なんだ」 「それが見つかるとマズイのか?」 当時、早苗は教師として、秋生も自分の夢が叶いかけて忙しかった。 雪が降る冬の日、渚が風邪を引くが、熱も引いたので少しの時間置いて行ってしまった。 しかし、渚は二人が留守の間のその二時間の間に寒い外に出てしまい、死にかけた。 娘より夢を追いかけた罰だと、秋生達はそう思って、夢を捨ててずっと渚の傍にいようと決めて、早苗が自信があるといったパン屋を開いたらしい。 「それを渚に知られたら困るのか?」 「きっと渚はこう思うだろう、自分のせいで俺と早苗が夢を諦めたって。渚は勘付き始めてやがる。だから思い出は物置に隠した。焼いちまえばいいんだが、俺は兎も角早苗が悲しむだろうからな」 「渚に話した方がいいんじゃないのか?きちんと説明知ればそれくらい受け止められる強さ持ってる奴だと思うぞ」 「かもしれねえが、いきなりぶちまけちまったらきっとショックを受けるだろう。そういうわけで俺は話すチャンスを窺ってるんだ。真実はいつも過酷なもんだからな」 翌日の日曜日に秋生がピクニックを計画する。 秋生達の渚を思う気持ちに、家族の絆の深さを感じる朋也。 《俺は遠慮すべきだろうな…。親父、何してるんだろ…》 家族水入らずを邪魔しちゃ悪いと、春原の部屋に逃げる朋也。 「渚ちゃんはいつだっていろんなことに自信がない、不安がってる。僕にはそう見えるけどね」 「こないだ、自分に自信がついてきたって言ってたぞ」 「それってお前がいるからでしょ?お前が背中を押してくれたり、叱ってくれたりするから色んなことに挑戦出来るし、自信もつく」 「いいことじゃないか」 「だからさ、そこだよそこ。いいか、よーく考えてみ。自信がついたのはお前のお陰、じゃあお前にそっぽ向かれたら今まで築いてきた自信はどうなっちゃうわけ?渚ちゃんは自分がお前にどう思われているかイマイチ分からない。お前のハッキリしない態度が渚ちゃんを苦しめてるんだよ。自分の家から逃げ出して、渚ちゃんの家からも逃げ出して。それで此処に来られても迷惑っす。ま、どうしても嫌だっつうんなら僕がお前の代わりにピクニックに行くよ。これがきっかけで二人に愛が芽生えるかもしれないし」 春原のアドバイスで、朋也は渚の元に帰ることにするのだが、時間も遅くなって遠出するには無理な時間になってしまう。 そこで、近くの公園で子ども達に交じって野球をする。 腕が心配だった朋也もボールを打つ。 「惚れ直しただろ」 「は…」 顔が赤くなる渚に秋生は惚れてるのかとショックを受け、朋也も顔が赤くなるのだった。 次回、「学園祭にむけて」 [CLANNAD]カテゴリの最新記事
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