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テーマ:アニメあれこれ(26117)
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-の第23話を見ました。
第23話 散華―悲しみと希望と― 「ジン、トアを渡せ。トアを救うにはそうするしかない」 「ギオ…」 「もう時間がない、お前にトアは救えない」 「タナトスに戻ればトアは生き続けられるのか!?」 「あぁ。だが、トアはここへは戻ってこない。タナトスに帰り、再び宇宙の深淵へと旅立つ」 「戻ってこない…?」 「一日だけ時間をやる」 そんな中、トアを救う最後の手段として、ギオからある提案をもちかけられたジン。 タナトスの出現により騒然となる地球全域。 異常気象を引き起こすタナトスに、アヴニールとの連携を無視して無謀な攻撃を仕掛けるジルアード軍。 タナトスは無傷で、ジルアード軍の艦隊の28%が消滅してしまう。 「行こうか」 「あぁ。デカイな、相手にとって不足はないぜ」 「戦いに行くんじゃないんだよ。もう一度伝えるんだ、人間とドラゴンが共に生きていける未来があることを。ギオになら僕達の言葉が届くはずさ」 「では、私達もご一緒させていただかねば。私達の気持ちもあなたと同じですわよ、ライナ様」 「わざわざ出向いても話が通じないっていうなら、一発ひっ叩いて目を覚ましてやるわ」 「二度と帰ってこられないかもしれないんだぞ」 「皆一緒ですもの、怖くなどありませんわ」 「皆…」 「行くんですか?」 「ジン…」 タナトスへの攻撃を続けるジルアード軍だが、タナトスにダメージを与えwることは出来ず、ただ艦隊を消滅させていくだけであった。 「無駄なことを。人間の力がタナトスに届くことはないのに」 「タナトスと融合できたんだな、アキラ、マキナ」 「私達はかつてマキナ、アキラだったもの。名前はもう何の意味もないわ」 「タナトスの魂。融合した無数の精神の一つ。悲しいな、戦うことでしか恐怖を紛らすことが出来ないなんて」 「仕方ないわ。人間とは自分を傷つけ、他を憎むことしか出来ない不完全な生き物だもの。彼らにとってドラゴンは異質なもの。だから理解しようとせず、戦う道具とした」 「人間との接触は失敗だったというのか?」 「でも好きなんだろ?お前は」 「……」 「人間がドラゴンから多くのことを学んだように、ドラゴンもまた貴重なものを得たわ。心というものをね。ドラゴンは人間とレゾナンスして初めて心というものを知った」 「ギオ、お前だって…」 《そうだ、人の心と触れ合えなければ俺が今の姿になることも、こんな気持ちを知ることもなかった…》 目覚めたトアと最後のデートを楽しむジンの楽しい時間はあっという間に過ぎていく。 「時間だ」 「今度こそ、今度こそ、アイツらを追い詰めて…」 同じ頃、カズキとウィドーにも重大な変化が起きていた。 「もう終わりにしましょう…カズキ。分かってあげられなくて、ごめんね。大好きなんでしょ?ジンのこと。だったら、これ以上傷つけないで自分自身を…。あなたとレゾナンスできてれば…あなたのこと分かって…」 ウィドーはカズキに言葉を残して消えてしまう。 「…!?」 苦渋の決断をしなければならないジンはギオの提案の返答に迷っていた。 トアの寿命が短いという事実に苦しみ抜いたジンは苦渋の決断を下し、トアをギオに託す。 「嫌よ!!そんなの。私は最後の一秒までジンの傍にいるの!!」 「…!?ギオ、トアを頼む…」 「ジン!?」 再び対面するジンとカズキ。 「ウィドーが死んだ」 「ウィドーが?」 「トアはどうした?」 「帰ったよ、タナトスに。また一人だ…」 「トアは救うのに、ウィドーは殺すんだな。何で!?何でこんなことになっちゃったんだよ!!俺はジンを守りたかっただけなのに…。ギオは…ギオは俺に理想だった…。ジンを守る力そのものだった!!なのに何でウィドーを…ジンのせいだ!!お前のせいで俺は全てを失ったんだ!!」 ジンを殴りまくるカズキ。 「全部なくしたのは俺だ!!父さんも、母さんも、アイも、皆!!俺にはトアしか…トアしかいなかったのに…」 「馬鹿野郎!!トアは人間じゃない、ドラゴンなんだぞ!!」 「関係ない、俺はトアを愛してる!!」 トアをタナトスに行かせてしまったことを後悔してるジンに気持ちをぶつけるカズキはお互いに殴り合って仲直りし、最後の時までトアの傍にいることに決めたジン。 「トア…最後の一秒まで傍にいる、そう言ってくれたのに…なのに俺は…」 ジルアード軍に奪われるアヴニールを守ろうとするキリルだったが、簡単に倒されてしまう。 キリルを守るオペレーター三人娘はとても強かった。 そして、そこに「ライナ達も到着するが、ハウリングスターはフライパンで顔面を叩かれてしまうのだった。 ラウムを取り返しに来たサカキ、ジン、カズキ。 サカキは銃弾を受けるも、ジンとカズキが搭乗するシャトルの発進を援護するサカキとラウム。 「私はレゾナンスという行為をタナトスがくれたチャンスだと思っている。コミュニケーターとは欲望を具現化した姿、即ち自分の求めるもの。そして目指すべき自分だ。レゾナンスを受け入れ、自分と向き合ったその時、人は迷いや過去を乗り越えられるのかも知れない。あくまで私の導き出した答えに過ぎないがな。だから行きたまえ、君達の答えを見つけに」 シャトルは無事に発進し、サカキの元にやって来るラウム。 「最後まで…助けられてばかりだったな…。お前はもう自由だ、どこにでも行くがいい」 「私…ずっと…お父さんと一緒…」 「まだ、お父さんと…ぅ呼んでくれるのか…っ…ありがとう、ローラ。愛しているよ」 消滅するサカキとラウムを取り込んだノザキ。 「抗タナトス因子は私が受け継いだ」 次回、「逆鱗―消えゆく明日―」 ドラゴノーツ DVDvol.5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 13, 2008 10:22:45 AM
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