シゴフミの第11話を見ました。
第11話 メザメ
「私は…」
ある日、見舞いに来ていた
要と
夏香の前で
文歌がついに目を覚ました。
「…!?」
「文歌…」
「夏香、ちゃん…?」
文歌は長い間眠りつづけていたせいで体がうまく動かず、鏡に映った自分の顔もすぐには理解できない様子だったが、
夏香は
文歌が回復したことを喜び、感激のあまり抱きしめる。
「あの子が起きたらさ、その銃、フミカのシゴフミって父さんを撃った銃なんでしょ?そんな物届けてどうするつもり?」
「僕を撃ってもらう」
「何それ?」
「フミカの冗談ってツマンナイ」
「配達人は既に死人、撃たれても死は得られないぞ」
「僕は違う。僕は文ちゃんのもう一つの人格。だから、文ちゃんが僕を否定すれば…それが僕の死になる」
「…!?」
チアキは
フミカから、
文歌にシゴフミを届ける本当の理由を聞かされ、急いで病室に駆けつける。
そして、
文歌の目覚めにでくわした
夏香と
要に事情を話す。
「フミカが死ぬ!?」
「『ふみか』ってその…」
「配達人の方だ」
「フミカは消えるためにずっと配達人をやってたんだよ。多分、罪を償うために」
「罪?」
「あっちの文歌が眠り姫になったのは自分のせいだと思ってるんだ。フミがミカを撃つことで多重人格は解消される」
「そしてそれが、配達人フミカの死になる」
とりあえず
文歌は検査で別の病院に行ったことにして、
夏香の家に連れていくことにする。
フミカの消滅を防ぐ方法はないかと福音局の法に詳しい知り合いを訪ね、方法を探す
チアキ。
「フミカと文歌ってさ、一つに戻った方が幸せなのかな?」
「ミカの方が消えてもいいってのか!?」
「分からないから聞いてるんじゃない。私だって…」
「要!!夏香!!」
「カナカ!?」
「おい、こんな大胆に」
「フミカ知らない?」
「まさか…!?」
文歌は
キラメキの本を見て、父親を撃ったことを思い出してしまう。
文歌は街をさまよいミカを探し、遂に
フミカと再会してしまう。
フミカは
文歌に
キラメキを撃ってしまったと謝り、シゴフミの銃を渡す。
「文ちゃん、僕を撃って…。それで、終わる…」
そして、銃声が響く…。
夏香が来た時、そこには強い意志を持つ目をした
文歌がおり、誰にも会わなかったと言う。
そして、警察で事情聴取を受ける
文歌。
「刑事さん、お願いがあります。告訴したいんです。私の父親を、美川キラメキを告訴します」
「……!?」
「今度は私が撃つの」
次回、「シゴフミ」
シゴフミ DVD二通目
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