灼眼のシャナIIの第23話を見ました。
第23話 危難の胎動
『取られた、零時迷子が…』
「あるべき場所へ。目覚めよ」
仮装舞踏会の三柱臣が一柱
ヘカテーはその目前に
悠二から奪い取った零時迷子を置き、大杖『トライゴン』の錫杖を鳴らそうとしていた。
御崎市に突如現れた、この世のものではない“殻”。
「封絶じゃない」
「人が感知できない所は同じようだが」
その中に
悠二の存在を感じた
シャナだが、
マージョリーの自在式だけでなく、
ヴィルヘルミナのリボンですらその殻には傷一つ付けられない。
これほど大掛かりな仕掛けを施せる者とは誰か?
シャナの口から言葉が漏れる「仮装舞踏会」。
しかし、“殻”の中で何が行われているのか、
シャナ達には推測すらままならない。
一美が
シャナの元に駆けつけたのはそんな時だった。
そして彼女から告げられた言葉に
シャナ達は驚愕する。
「坂井くんが大変なの!!零時迷子を取られたって…」
「…!?取られた、零時迷子が!?どういうこと!?まさか悠二が殺されて…!?」
「そうじゃなくて、零時迷子だけが抜き取られたみたい」
「しかし、戒禁が…」
「変異させた式の居所が仮装舞踏会なら…」
「成程、抜き取るのも可能ってか。皆、奴らの手の平の上かよ」
「一美、そんなことどうやって分かったの!?」
「教えてくれたの」
「誰が?」
「フィレスさんの恋人」
「ヨーハンが?まさか!?」
「ここから声が聞こえたんです」
悠二の状況が分かった所で突入しなければどうすることもできずにいた。
《
やっぱり、ヤバイことになってそうだな》
『
啓作』
「
はい、玻璃壇の前にいます」
『
よろしい、今から言うことよーく聞きなさい。私の貼った封絶の中に卵の殻みたいなのが見えるわね?』
「
はい」
『
殻を形成してる存在の力の流れは?』
「
はい、見えます。渦みたいな感じで」
『
じゃあ、その渦の中心とか隙間とか突入できそうなポイントがないか大急ぎで探して』
「
分かりました」
佐藤が的確に素早く正確に行動するのだった。
《零時迷子を取り戻す。それができなくても、シャナが来るまで出来る限りのことはやっておくんだ!!》
時計塔に侵入したことがバレ、
悠二の進む道に警備が発動されるも、時計塔の中が複雑すぎて
悠二を見失うのだった。
佐藤の力で突入口が発見され、すぐさま突入するが、案の定シュドナイがおり、自ら囮になった
マージョリーは深手を負ってしまうのだった。
次回、「守るべきもの」
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