今日からマ王!(第3シリーズ)の第1話を見ました。
第1話 マ王、再び
「貴公らもそれぞれ思うところはあるだろう。しかし、これが最良であると私は信じる。我ら十貴族はフォンビーレフェルト卿ヴォルフラムを第28代魔王に指名する」
『あの時、不良に絡まれてる村田を見かけなかったら俺は異世界に行かなかっただろうし、その後もずーっと普通の高校生だったんだよな…。そうなんだ、全部あそこから始まったんだ』
公園の前を自転車で通りかかった
有利は子ども達に絡まれている
村田を見かけてしまう。
「おーい、村田!!」
「友達来たから」
さっさと
有利の元に駆け寄った
村田は一緒に
有利の家に向かう。
「お帰り、有ちゃん。待ってったのよ」
「い!?」
「こんにちは、ママさん」
「あら、健ちゃんもいらっしゃい」
「また来たのか、弟のお友達」
「お邪魔します、渋谷のお兄さん」
「有ちゃん達、眞魔国に行くんでしょ?」
「うん、そのつもりだけど」
「だったらママも連れてって」
「え!?お袋も!?」
「ママでしょ、有ちゃん」
美子は
ヴォルフラムや
グウェンダル達にお土産を用意していた。
「俺、まだコントロールが不安なんで自分の身以外はあんまり持って行きたくないなと…」
「そいつは連れてってるのにか?」
「僕は渋谷の魔力ブースター兼ナビゲーターですから」
「コイツを連れて行くくらいなら俺を連れて行け。渋谷家長男としてお前の魔王っぷりをガッチリ監督してやるから」
「勝利」
「お兄ちゃんと呼べ」
勝利と
美子を放って、
村田を伴って眞魔国へ帰還した
有利。
「お帰りなさい、陛下」
「ただいま」
「お帰りなさいませ」
「ウルリーケ」
「お待ちしておりました」
「今回は何日くらい経ってる?」
「はい、前回お二人が地球に戻られてから12日目です」
「狙った時間に来るのは難しいな。一回移動するとすぐには再移動できないみたいだし」
「かなり魔力を消費するからね。慣れればもっと簡単になるよ」
「だといいけど…」
だがいつもなら我先に迎えに出てくる
ギュンターの姿がない。
有利の16歳の誕生日が既に過ぎていると聞いて祝いの準備に忙しいという。
魔族にとって16歳は大事な成人の歳、まして魔王の成人とあって国を挙げて盛大に祝うという。
気乗りのしない
有利には他にも気にかかることがあった。
城内の雰囲気がどこかおかしい。
釈然としないまま成人の儀式に臨む
有利だったが、その儀式でいきなり砂熊と戦わされてしまう。
「嘘…」
次回、「マ王の条件」
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