仮面ライダーキバの第18話を見ました。
第18話 カルテット・心の声を聴け
2008年。
「嫌だ、もう嫌だ…もう戦いたくない――」
1986年。
イクサを賭けて
次狼とビリヤードで勝負する
音也だったが、口ばかりでルールも知らず、
次狼に圧倒されてしまう。
完敗かと思われたその時、奇跡のショットで大逆転勝利する。
「覚えとけ、演奏とは閃きだ。ハハハハハハハハハハ!!」
2008年。
マミを狙ってシースターファンガイアが現れたものの、戦う気力を失った
渡は
キバットバットの呼びかけにも抵抗する。
「ふざけるな!!さぁ、行くぞ」
「ファンガイアはイクサが倒す。僕が行っても、また酷い目に遭うだけだ」
「何だと!?」
父が作ったブラディローズさえ叩き壊そうすることは何とか思いとどまったものの、
渡は深い悩みに落ち込んでいく。
マミを守るために戦う
恵はシースターファンガイアにボコボコにされていたものの、そこに
名護が駆けつける。
「もう逃がさん。変身!!お前の命、神に返せ!!」
1986年。
これまでの
音也の教えが全て嘘だと分かったマミは怒り、
音也のもとから逃げようとするも、
音也はマミを追いかける。
「俺はしたいことをしてるだけだ」
「そんな人に私の苦しみは分からないよ!!」
「苦しむ必要などない。お前のスランプに陥ったわけを教えてやろう。お前は親の期待に応えようとただ頑張ってるだけだ。だが、演奏とは心で弾くものだ」
「心で?」
「あぁ、余計なことは考えるな。ただ弾きたいと思って弾けばいい。それができれば明日のオーディションは楽勝だ」
2008年。
シースターファンガイアが警察に逮捕されてしまい、
恵は嶋に相談する。
「何らかの手は打つ。警察の上層部にも素晴らしき青空の会のメンバーはいる」
そこにやって来た
渡は
恵からマミがケガをしてしまったことを聞く。
1986年
そのオーディション当日、
ゆりと
音也が見つめる中、マミの順番がやってきた。
が、真剣に見ているのは
ゆりだけで、居眠りを始める
音也は何度もたたき起こされる。
その時、マミのバイオリンの弦が切れてしまっても弾き続けるマミ。
無事演奏を終えたマミは審査員から拍手をもらい、オーディションに無事合格するのだった。マミは、受かったご褒美にと
音也の演奏を聞かせて欲しいと言う。
「いいだろう。だが、後悔しても知らないぞ」
2008年。
マミがケガをしたのは自分がキバに変身しなかったためにファンガイアにやられてしまったのだと自己嫌悪に陥る
渡だが、手を傷めながらも必死でアーチェリーの練習を続けるマミに思わず悩みを打ち明けると、
渡の言葉にマミは自分の幼いころと重ね合わせる。
「私もね、昔、周りの人に色々言われて、やりたくもないことやってたの。でもね、ある人の言葉をきっかけにそれをやめたの」
「どういう言葉なんですか?」
1986年。
音也の見事な演奏を聴き終えたマミは、バイオリンを辞めるという。
今まで親に言われるがまま続けてきたバイオリンだが、一度もやりたいと思って弾いたことはなかったマミに
音也は、これからは本当にやりたいことだけをやれ、心の声に耳を澄ませろ、と忠告する。
2008年。
マミからそんな幼い頃の思い出を聞いた
渡。
『僕の本当にやりたいこと…』
改めて自問自答し、大切なものを守りたい、という自分の心の声で確認した
渡はやりたいと思う戦いをこれからも続けていくことを決意する。
一度は萎えた気力を再び奮い起こし、
渡はキバに変身し、ファンガイアに立ち向かう。
風邪をひき苦しい戦いとなった
キバットは
渡のために
次狼、
ラモン、
力の三人を呼び集め、キバをドガバキフォームへとパワーアップさせる。
すべての力を身に付けたキバはファンガイアを圧倒し、ついに止めを刺すのだった。
再びファンガイアと戦う気持ちを強くした
渡。
『一体、心の声って誰が言ったんだろう…?』
いきいきとアーチェリーの練習を続けるマミを見ながら、
渡は小さく首をかしげるのだった。
次回、「フュージョン・オーラの嵐」
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