仮面ライダーキバの第28話を見ました。
第28話 リクエストD.C. 時を変える戦い
1986年。
過去へとやってきた
名護は、棚橋の怒り源であるイクサの正体が
音也であることを突き止める。
「そうか、お前だったのか。イクサを寄越しなさい!!」
「お前、何者だ?何故イクサを知っている?」
「俺は未来から、2008年から来た素晴らしき青空の会の戦士だ!!」
22年前の嶋、
音也、
ゆりを前に事情を説明する
名護だが、誰も信じようとしない。
真夜をモデルに絵を描く棚橋を、バイオリンでサポートする
音也。
真夜は
音也のバイオリンに魅了され、
音也もまた自らの才能を認める
真夜に不思議な魅力を感じ始める。
「あなたを救いに、未来から来たものだ」
「は?」
「信じないのは分かっている。だが、やらなければならないんだ」
「初めて芸術を理解できる女に出会えた」
「可哀想な人ね。ということは、あなたは今まで誰にも理解されなかった…ってことになるわね。弾いて」
「あぁ」
「イクサを寄越せ!!」
「
」
名護の不躾なやり方に怒りを露にした
真夜は
名護の頬を平手打ちする。
「芸術を穢すつもり?」
真夜の美しさに心を奪われてしまった
名護はこんなことをしている時間などないと自らに言い聞かせるが、
音也にすっかり心の奥底を見抜かれてしまう。
「ふざけるな、俺は戦士だ。女に惚れたりはしない、イクサを寄越せ!!」
「本気での殴り合いはお前の方が強い。だが、お前は俺には勝てない。な~んでだ?お前には遊び心がない、心の余裕がない。張りつめた糸はすぐ切れる、そういうことだ」
「お前に何が分かる?」
「分かるさ。試しに女に惚れてみろ。そうすれば人の気持ちが分かるようになる。お前はもっと強くなる」
「ふざけるな、俺は未来を変えるんだ、必ず」
「何だ、またあんたか」
「未来を変えるためだ」
名護は
ゆりを誘拐し、
音也を誘き寄せてイクサナックルを奪おうとするが、
音也と
ゆりの正義の鉄拳にあっさりとやられてしまう。
そこへ現れた
真夜にバウンティーハンターとして集めたボタンの一つを差し出す
名護。
「やっぱり面白いのね、人間って。大事にするわ」
「お遊びが過ぎます、クイーン」
名護は
真夜がファンガイアであることを知る。
――さよなら、俺の初恋…
名護はイクサとファンガイアの戦いに棚橋が巻き込まれそうになる場面に遭遇するのだが、ファンガイアを倒そうとしたイクサの必殺技の余波を、棚橋は浴びてしまったらしい。
名護はイクサの必殺技を阻止して、棚橋の無事を確認すると2008年へと戻ってしまう。
「これで過去は変わった」
真夜は太牙という赤ん坊を愛しそうに抱き上げていた…。
2008年。
頼りにしていた
名護は失踪してしまい、事態も好転せず、さすがの嶋も弱音を吐く。
そんな嶋を励ます
健吾と
渡は、「青空の会」の臨時会員に任命され、「青空の会」の武器を手にファンガイアを追うが、慣れない戦いに、なかなかファンガイアを倒すことができずにいた。
2008年に戻った
名護はライジングイクサへと変身し、1986年で自らが逃がしたファンガイアにとどめを刺す。
一方、キバもエンペラーフォームにバージョンアップし、もう一体のファンガイア、クラブファンガイアを撃破する。
戦いも終わったある日、
名護は
真夜にプレゼントしたはずのボタンを
渡が持っていることに気付く。
「これは…!?何故、君がこれを持っている?」
「子どもの頃、母さんからもらったお守りなんです。縁起がいいからって」
名護は言葉を失い、
渡を見つめるだけだった。
次回、「聖者の行進≒我こそキング」
仮面ライダーキバ Volume3
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