イタズラなKissの21話を見ました。
第21話 ガラスの少年
月日は経ち、
琴子は看護師として2年目の初夏を迎えていた。
そんなある日、
琴子の勤める病院に、超人気モデルの
ノブヒロが来院する。
有名人の登場に同僚が盛り上がる中、
琴子は突然
ノブヒロに抱きしめられてしまう。
「冷たいな、琴子さん。俺なんか一目で分かったのに」
「え、琴子さんって…入江くん、誤解よ、これは…」
「ノンちゃん。君、ノンちゃんだろ?」
「ノ、ノンちゃんて、あの裕樹くんが入院した時に同じ病室だった…!?」
「久しぶり、直樹さん医者になったんだ。頭良かったもんね」
「ホントにノンちゃんなの!?」
松本裕子が友達のお見舞いに訪れる。
「やだ、あたしったら。この病院には要注意看護士がいるのを伝えるの忘れてた」
「相変わらずいい性格してるわね」
「お互い様」
裕子は友達と会社を立ち上げたばかりで忙しく寝不足らしい。
再会を喜ぶ
琴子だが、素直で優しい少年だった
ノブヒロが入院患者に無理やりキスしようとしたりと我儘で生意気な態度に困惑する。
ノブヒロが入江家を訪問し、あまりの変わりように
裕樹はビックリしていた。
「お前、あまり伸びなかったな」
「それは…」
食事制限のある
ノブヒロを気遣って、塩分も脂も控えめな料理が振舞われながら、歓迎会が行われるも、入江家の和やかな雰囲気に席を外す
ノブヒロ。
裕樹が様子を見に行くと、
裕樹の恵まれた環境に嫌味を言ってしまう。
「医者なんて信用できない。治せもしないのに調子のいいことばかり言って、そのくせ自分が一番偉いと思っていやがる。お前の兄貴だって金と地位が欲しいから医者になったんじゃねえの」
「…!?」
「医者ってだけで周りからはありがたられるからな」
「もう一度言ってみろ!!」
「どうせ先生って言われて内心…」
「お兄ちゃんを馬鹿にするな!!」
直樹の悪口を言われた
裕樹は、怒って思わず
ノブヒロを突き飛ばしてしまい、
ノブヒロはそのまま倒れてしまう。
病院まで付いて来た
裕樹だったが、また悪態をついてくる
ノブヒロに怒って病室を出ていく。
そこにやって来たマネージャーが検査の手続きは事務所でやると言い、両親のことを聞くと両親は離婚しており、引き取られた父親の奥さんに子供が出来たので、家を出て一人暮らしだということが分かる。
裕樹は心配して
直樹に
ノブヒロの事をお願いするのだった。
ノブヒロは我儘放題で、担当看護師の
琴子はクタクタになっていた。
「小さい頃に言えなかった我儘を今になって言ってるのかもな」
マネージャーに来月の主演映画のクランクインに間に合うのか聞かれた
直樹は無理だと答えるのだった。
ノブヒロに手術を勧める
直樹だったが、
ノブヒロは拒否する。
「今は数値も全体的に安定しているし、手術には一番いいタイミングなんだ」
「何でそんな手術にこだわるの?早く実績積みたいわけ?それとも俺の病気医者心くすぐる?学会で認められちゃったりして。直樹先生、結構美味しい思いできるとか?」
怒った
琴子が、
ノブヒロを叩く。
「いい加減にしなさい!!入江くんは…入江くんはノンちゃんのために医者になったのよ!!まだ小さかったあなたが苦しそうで辛そうなのを見て、入江くんならお医者さんになってノンちゃんを助けてあげられるよって私が頼んじゃって…。入江くんの中でノンちゃんは特別なんだよ!!皆自分のこと忘れちゃうなんて甘ったれないでよ!!入江くんだって裕樹くんだって私だってノンちゃんのこと忘れてなんかいないんだから!!捻くれて怖がってないで頑張りなさいよ!!」
手術が失敗したら死ぬのでそれが怖くて手術を受けたくなかった
ノブヒロだが、手術を受けることにするのだった。
「頑張ろうな」
直樹も
琴子も手術に参加して、
ノブヒロの手術が始まるのだった。
次回、「最高のプレゼント」
イタズラなKiss DVDvol.6
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