ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~の第10話を見ました。
第10話 カラクリロボには108の原則がある
「獣人の命令には絶対服従、常に獣人のために行動せよ。人間の命令には決して従ってはならない。からくりロボットを作り、それらの原則をプログラムしたのは私だ。つまり彼らにとって私は彼らを創造した神ということになる。いや、からくりロボットだけではない。デストラクト・コードの破滅と創造の力を私の手で制御できるのなら…」
秋の大陸にある機械文明が発展している街クロックタウン。
カラクリロボが街中に存在するその街はデストラクト・コードの研究家として知られる
ワニ師が支配していた。
世界撲滅委員会がその地に足を踏み入れると、つけ耳をして変装していたのだが
モルテが躓いて目立ってしまったことでロボに人間だとバレてしまい、
ワニ師率いるカラクリ兵団が
モルテ達に襲い掛かってくるので強行突破することになる。
キリエが道を間違えて落下してしまい、
モルテと
トッピーが助けるのだった。
トッピーは獣人なので、現れた一体のロボットが命令に従ってくれる。
「そうか、トッピーは獣人だから言うこと聞いてくれるんだ」
「とりあえず、人気のない所があったら案内するクマ」
偽の手配書に合わせてからくりロボの原則を追加でプログラムしていたために、チビクマ族ではなくクマ族の言うことを聞かないようにと設定を間違えていた
ワニ師。
モルテは
ワニ師の所に行こうとするのだが囲まれてしまい、デストラクト・コードを
トッピーに渡し、
モルテと
キリエはワザと捕まるのだった。
ワニ師のもとへ連れていかれた
キリエと
モルテはデストラクト・コードの使用方法を尋ねる。
「馬鹿かね、君は。我々獣人に仇なす者に対して、デストラクト・コードの使用方法を教えるわけがなかろう。まったくおかしなことを言う娘だ。それに君は分かって言っているのか?デストラクト・コードは我々獣人を倒すための秘密兵器ではないのだぞ。デストラクト・コードを発動させれば、伝説の通り、世界の全ては元素の砂に返り、私も君自身もこの世から消え去る。君の言う世界撲滅とはそういうことなのだよ」
「それでいいのよ」
ワニ師はデストラクト・コードの探索装置を持っており、それが反応しているために近くにあると判断し、
モルテ達を引き裂いてでも探すようにロボ達に命令する。
だが、そこに
トッピーと、ロボットの28号、足止めを食らっていたものの無断で侵入した
リ・アまでもが現れ、銃を乱射する。
銃の弾が当たって探索装置が暴走し、デストラクト・コードと共鳴し、冬の大陸にある竜の谷の映像を見せる。
28号がデストラクト・コードを探索装置から取り出してくれ、逃げる
キリエ達。
リ・アとからくりに正しく身分を伝えるのに手間取って遅れたやって来た
ナジャはロボットに囲まれてしまう。
「これはまた…」
「世界救済委員会は招かれざる客ということですわ」
トッピーが28号に『心』を教えていると、
ワニ師が現れ、
ワニ師が28号に命令するも28号は命令には従わず
キリエ達に逃げ道を作る。
だが、28号は
キリエ達を逃がすためにデストラクト・コードを持ったまま囮になって爆発してしまうのだった。
「28号ぉぉぉ!!」
だが、28号は助かっており、デストラクト・コードを返してくれるのだった。
そして、
トッピーはクロックタウンに戻って自分のしたいように生きていけと告げる。
次回、「力には二通りある」
ワールド・デストラクション ~世界撲滅の六人~ DVDVol.1
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