イタズラなKissの23話を見ました。
第23話 キミ、メグル、ボク
琴子が子どもを授かったことに、大盛り上がりの入江家。
「皆、気が早いね」
「ったく、騒ぎ過ぎなんだよ」
「あの、入江くん…」
「んん?」
「入江くんは、その…嬉しくないの?」
「馬鹿か、お前は。嬉しいに決まってる」
「あたし達、パパとママになるんだね」
「あぁ」
直樹にも優しく祝福されて幸せいっぱいの
琴子だったが、同僚の幹や真里奈に、妊娠中の夫は浮気しやすいと不吉な忠告をされる。
優しすぎても逆に男は浮気していると言われた
琴子は
直樹を信じつつも、ついつい彼の様子をうかがい、可愛らしい看護師と談笑する彼の姿を目撃してしまう。
尾行を続けていると、今度は別の女性と話している
直樹を目撃する。
「あなたの気持ちはとっても嬉しいわ。けど、無理よ」
「俺の言うことが信じられないのか?」
「そうじゃないけど…」
「だったら行こう」
ショックを受けていたら、
直樹に見つかってしまうのだが、相手は
松本裕子だった。
松本は十二指腸潰瘍の疑いがあるために精密検査を受けるように
直樹から勧められていた。
会社を興したばかりの
松本は、検査を受けたくなかったが、
琴子も説得して入院する事になるのだった。
「そういえば、内科に研修のナース来てるんだね」
「あぁ」
「いいよね、初々しくて」
「そうだな、可愛いし、一生懸命だしな。それよりお前、その顔どうしたんだ?」
「あ、えっと…たまにはお化粧してみようかなって…。ほら、所帯染みちゃうのもよくないかなって」
「いいじゃん、似合ってるよ」
直樹の浮気が心配な
琴子は、
直樹が優しい態度をするとすぐに浮気しているのかと疑ってしまう。
研修のナースをちゃん付けする
直樹の姿を見た
琴子はその日の帰りに、会談でこけると危ないからと
直樹に手を繋がれる。
「浮気のサインか?」
「え!?」
「はぁ…俺って信用ないんだな…。夫婦の信頼関係なんて脆いものなんだな…」
悲しい態度をする
直樹に、慌てて
琴子が否定するのだった。
金之助が自分のお店を開店し、開店祝いに集まったいつものメンバー達。
その場で
クリスと結婚すると告げる
金之助だったが、そこに黒服を着た、ヤバそうな男達が店に入ってくる。
黒服の後から入ってきた女性がハリウッド女優で、その人が
クリスの母親だった。
クリスの父親は交際を反対しており、面食いの母親は
金之助の顔を隅々まで検証して、顔が気に入って交際を認めてくれ、父親の説得までしてくれることになりました。
松本の病室に入り浸りしているであろうの
須藤が、
松本が病室から居なくなったと大騒ぎして、
琴子と探していたら、
松本は外のベンチで仕事をしていた。
会社に行くと言い出した
松本の体を心配した
須藤が携帯を取り上げて平手打ちするのだが、ぶたれた怒りで
松本が
須藤の顔面をパンチするのだった。
「いいんですか?松本のこと、怒らせちゃって」
「どう思われようが、あいつの体が回復するならそれでいい。頑張り過ぎなんだよ、松本は。昔からそうだった、パーフェクトに見えるけどあいつは陰で人一倍努力を重ねてる奴なんだ。会社を興すのだって並大抵の努力じゃなかったはずだ。少しは休まないといつかあいつは壊れちまう。だから嫌われようが何しようが、いまあいつの体を守ってやりたい。ちゃんと回復してからまた頑張ればいいんだ。俺ってウザいか?」
「ウザいですね。でも、そのウザさがくせになるケースもありますけどね」
須藤と
直樹の会話をパジャマで仕事には行けないと病室に戻って来ていた
松本が扉の前で立ち聞きしており、会社に行くのを止めることにするのだった。
浮気を心配していた紀子が、お得意の隠し撮りで
直樹と女性の写真を撮り、
直樹に浮気の確認を取る。
「ったく、お袋の奴どんだけ暇なんだよ」
「入江くんが浮気なんてするはずないのにね。お母様たら心配症なんだから」
「人のこと言えるかよ」
「やだ、私はそんなことこれっぽっちも…」
お腹の赤ちゃんが動いたことを感じた
琴子。
――この時のあたし達はまだ知らなかった。この先に思いも知らない試練が待ち受けているなんて…
次回、「ハッピー・ラブ・カーニバル」
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