続 夏目友人帳の第2話を見ました。
第2話 春に溶ける
授業中に居眠りしてしまい、昔の夢を見ていた
夏目はあくびをしながら
北本と
西村と雪の積っている道を通って下校していた。
「珍しいな、こんなに積もるなんて」
「寝不足か?夏目。さては夜になんかやってんだろ、Hな奴め」
ニャンコ先生が塀の上から犬をかまっている内に滑り落ち、腰を痛めてしまったため、
ニャンコ先生と共に薬草を探しにしばの原へ向かう
夏目。
そこにはかつて、二匹の森の守り神の像があったようだが、今では一匹しか残っていないその像から、
夏目に乗り移ろうと襲いかかる人外の影があった。
しかし誤って
夏目の作った雪うさぎに乗り移ってしまった妖「
玄」は、魔封じの木から放たれた悪霊を退治するのに力を貸してほしいという。
玄の夢が流れ込んできて、翠のことを見た
夏目は魔封じの木が切られてしまったことを学校で聞き、帰宅すると
玄は人間の姿になって掃除をしていた。
「おかえり、夏目様」
「え!?どちら様ですか?…玄!?」
「器の雪うさぎに大分馴染んできて少しなら本来に近い姿になれるようだから訓練と礼を兼ねて庭掃除を少々」
「そうか、ありがとう」
「なんか楽しいな、掃除って」
「ほどほどにしないと融けちゃうぞ」
「放っとけ、解けてくれりゃ解放されるぞ。これ剥いてくれ」
「協力するって約束しただろ」
「お前はまだそんな甘いことを…甘い甘いぞ、これ」
「二人は仲がいいんだな」
玄は
ニャンコ先生と
夏目の仲を見ていると、翠のことを思い出すと言う。
切られてしまった魔封じの木のあった場所へ急ぐと、そこにボロ家があり、中に入ると悪霊と化した翠がいた。
玄から話を聞くと、農民の願いに祓い神で会ったにも関わらず願いを叶えてあげようと命を削るも畑を潤すことができず、不作の苦しみを自分達に向けられてしまい、翠は崖下で投げられてしまったことで翠は悪霊となり、人間に封じられてしまったのだった。
「私は守ってやれなかった…人から翠を、憎しみから翠の心を。だからせめて悪霊になり果ててしまった翠をこの手で…この手で…っ…ぅ…」
暖かだったので塔子は
玄と一緒にを小さな雪うさぎを冷凍庫へ入れていたが、朝になると小さい方は融けてしまっていた。
雨が続く中、妖達に聞き込みをする
夏目だったが、悪霊になりかけていた
玄に首を絞められてそうになってしまう。
「紙を…紙を…。聞いたことがある、友人帳のことを。夏目様、どうか私も名を」
「分かっているのか?玄。名を書けばその紙は命そのもの、だから…」
「燃やしてくれ。私が悪しき者になってしまったら、その時は…。嫌だ、もう嫌だ…一人は嫌だ…」
北の森に怪しい影を見たとの情報を得て、急いで向かうと翠がいて
夏目が捕まえようとすると、翠の記憶が流れ込んでくる。
夏目の身体が持たないので
ニャンコ先生が斑の姿となって引き剥がそうとすると、
玄が翠を取り押さえ抱き締める。
「私も寒かった、寒かったよ、翠。だから帰ろ、一緒に帰ろう。君の心がいつか癒えたら、二人で虹を待とう。私も幸せだったんだよ、私も君が傍にいてくれたから。さよなら、夏目様…」
消えていく
玄と翠を見守った
夏目は大切だと思ったことは大事にしていきたいと、しばの原に花の種を蒔きに行くのだった。
次回、「妖怪退治 湯けむり行」
夏目友人帳DVDvol.5
http://hijigin9385.blog72.fc2.com/blog-entry-1262.html