続 夏目友人帳の第4話を見ました。
第4話 雛、孵る
「鳥の巣!?」
「あぁ、卵を5つ温めてたんだ。4羽孵って残りは1つ」
「さては食う気か?」
「見守ってるんだよ。食うことばかりだな、先生は」
藤原家の庭先に産み落とされた卵を見守っていた
夏目は親鳥の帰ってこない卵を
ニャンコ先生と温めてみることにする。
日に日に大きくなる卵、そして、それを主からの命で奪おうとやってくる妖。
確かに生きているその卵を守ろうと決めた
夏目の前で、ついに卵の中から姿を現したのは、なんと小さな小さな人の形をした「辰未」という妖の雛だった。
夏目が服を作ってあげると、辰未が自分の巣を作っていた。
だいぶ大きくなった辰未を、
ニャンコ先生がタマちゃんと命名していた。
「気に入ってないんじゃないのか?その名前」
「このチンチクリンめ、もう許さん!!」
少しずつ大きくなるタマちゃんだが、どんどん衰弱していってしまう。
そんな中、タマちゃんを狙う鼠の妖が入ってきて、
ニャンコ先生が封じられてしまう。
夏目はタマちゃんを連れて逃げるが、追いつかれてしまい、襲われそうになるもタマちゃんが巨大化し、妖を咥えてしまう。
「止めるんだ、タマ。もう放してやれ」
成長の衝撃で我を忘れるタマちゃんだったが、
夏目が手を触れることで何とか我を取り戻す。
「帰ろう、タマ。帰ろ…」
タマちゃんの背中に乗って帰宅した
夏目はとうとうタマちゃんと別れの時を迎え、タマちゃんが巣立っていく。
『一人を知り、愛されようともがいていた君の悲しみをhoんの少しでも晴らしてやれたかな…?タマの残した巣をあの後、こっそり覗いてみた。中身はやっぱり空だったけれど、その底に残っているものを僕は知っている気がした』
次回、「約束の樹」
続 夏目友人帳 1(初回生産限定)
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