源氏物語千年紀 Genjiの第3話を見ました。
第3話 夕顔
「恋は不思議なもの。少し前までは別々の道を歩いてきたはずなのに心と心が求め合い、耳元で互いの声を囁き合うて、こうして逢瀬を毎夜の如く重ねている」
「重ねていると?」
「別々に歩いてきたはずのその道が、まるでその全てがあなたに会うだけみたいに歩いてきたような、そんな気がしてくるのです。私もそうだと言って下さらないの?嘘でもそう言って下さいませ」
「私も…」
「私も…」
「そうかもしれない…」
「あぁ、もう此処に柵を巡らせて閉じ込めてしまいたい…」
「手枷足枷もお忘れなく。そうしないと私は暴れ回りますよ」
『素晴らしい方だ。知恵深く、美しい。私が思うこと、考えること、それがあの方には手に取るように分かるのだろう。私が望むもの、欲しいものは全て与えて下さる。だが、その優しさと気遣いは逢瀬を重ねる度に段々と、重くなる…』
六条の御息所から強い思いを寄せられるようになった
源氏だが、彼女があまりにも誇り高い性格のため、しだいに足が遠のいてしまう。
そんな時、
源氏は垣根に咲くユウガオの花に目を留めて惟光に取りにやらせたところ、邸の住人が和歌で返答してきたために興味を持った
源氏は
夕顔との新たな恋に目覚める。
源氏との逢瀬を焦がれ続けた
六条の御息所は生霊に変化してしまう。
仲睦まじく一緒に蛍を見に行った
源氏と
夕顔の前に姿を現し、
六条の生霊は
夕顔へとターゲットを定める。
源氏が成敗した後、慌てて戻ると
夕顔は既に息を引き取った後だった。
次回、「藤壺」
源氏物語千年紀 Genji オリジナルサウンドトラック中孝介/恋
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