源氏物語千年紀 Genjiの第5話を見ました。
第5話 宿世
「いけません!!いけない…あぁ…こんなことが許されるはずがない。光る君様…光様…」
「もしも私のこの愛が許されないものならば、この世に愛と呼べるものは何一つないということになる」
「いけません…」
「それほどにあなたを想い、あなたを求め、この日まで生きてきたのです」
「いけない…」
「辛い坂道も、寂しい暗闇も、あなたがいると思えばこそ越えられました」
「それでも心を閉じなければいけないのです。愛が、真の愛があるならば心を閉じて下さい。私はそうしてきたのですから…」
「それは違う。飛びなさい、地を蹴って空高く思い通りに飛んでみろと私の愛は命じた」
「違います、いけない…」
「もう離さない、もうあなたを離さない」
「いけない…いけません…」
「愛しています」
ついに
藤壺と思いを遂げた
源氏は、彼女を生涯愛しつづけることを誓うのだが
藤壺は、夫から寵愛されながら義理の息子と密通するという、罪の意識に苛まされる。
そんな矢先、
藤壺は
源氏の子を身ごもってしまう。
やがて伝言を受け取った
源氏が社に現れると、
藤壺はこれ以上積みを重ねるわけにはいかないと言った後、自分達の関係は絶対に他言無用だと告げる。
「もしそのような疑いが起こり、帝のお心を傷つけたと知ったその時は…その時はこの子共々この世との決別を覚悟しております」
「やはり、そうだった…そのお腹の中の御子はやはり私達の御子だったのですね」
「違います!!」
「やはりそうだった…」
「帝の御子です、間違いありません」
「あなたは嘘をつけないお方だ」
お腹の子が自分の子だと察してしまった
源氏に
藤壺は別れを告げる。
「最初にお会いした時から大好きでした、愛してました。さようなら…光る君――――」
源氏は最後まで別れの言葉を口にすることが出来ず、傷心の心を抱えて日々を過ごしていると久しぶりに
葵の上に会い、雪見酒を交わす。
生み月を迎えた
藤壺のために祈祷が行われ、苦しみの中で心の中で
源氏の名を呼んで無事男の子を出産するのだった。
そして、
源氏は母子共に無事だったので社に感謝の祈りを捧げる。
次回、「朧月夜」
古典の授業は嫌いで嫌いで仕方なかったので源氏物語の内容は全然覚えてないですよ…。
源氏物語千年紀 Genji オリジナルサウンドトラック中孝介/恋
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