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テーマ:アニメあれこれ(25880)
07-GHOSTの第10話を見ました。
Kapitel.10 それはただひとつの償い 「花達も泣いている…」 「テイトくんの心は今、脆い…」 テイトはミカゲの墓の前で座り込んだ後、アヤナミへの復讐を誓い、教会を出て行こうとする。 『このままじゃいられない、アイツを許しちゃいけない。俺はあの目を知っている、あの容赦ない冷徹な目を。殺してやる』 「そうか、既に目覚めかけているとはな…。この件はますます君以外の手には負えんだろう」 「相変わらずあなたらしいやり方だ。まさかあなたが本物のミカエルを隠していたとは。上に知れれば軍法会議物ですよ」 「フフ、あれを軍のおもちゃにするつもりなど最初からない。君には覚醒の兆しが見えたら言おうと思っていた。このことを知っているのは私と君だけだ」 「お言葉ですが…あのラグスの子どもはいずれこの帝国の脅威になる。今のうちに殺すべきです」 「ほぉ、ミカエルの瞳だけ奪還すると?」 「えぇ」 「構わんよ、ただきっと君はあの子を殺すのが惜しくなる」 「全てはこの帝国のために…」 「分かってくれて嬉しいよ、アヤナミくん」 要塞へと戻ろうとするテイトの前にカストルが現れる。 「止めても行ってしまうんでしょうね」 「喪服を用意して下さってありがとうございました」 「待って、テイトくん。あなたは斬魂という死神を御覧になりましたか?」 「あれは…フラウだった。そして多分…あなたからも同じ匂いがする、カストルさん」 「御名答ですよ。ですが世の中には見てはいけないものもあるんですよ。ごめんなさいね、セブンゴーストのことは忘れて頂きましょう」 繋魂となったカストルに眠らされたテイトはセブンゴーストの記憶を消されそうになってしまう。 「これから我々はミカエルの瞳の奪還を最優先事項とする。これはミロク元元帥から与えられた極秘任務だ」 「それ楽しそう」 「黙っているなんてミロク理事長も人が悪いな」 「全てはアヤナミ様の意のままに」 「教会の神とやらに喰われないようにしないとね」 「お前達は私の最高部隊だということを忘れるな。必ずあの天使を死神から奪還するのだ」 本当はフラウがその場で消さなければならない記憶だったのだが、最期のミカゲの笑顔を消さないために記憶を消していなかった。 「軍の極秘情報によると、先日ミカエルの瞳の候補生が脱走したそうです。現在、ロストされているというミカエルの瞳を探しているのですが…見つかった時のために優秀な子どもの器を何人かストックしている、それが候補生です。おそらくテイトくんもその中の一人でしょう」 「テイトが来てから聖域の中で不穏な動きが多すぎる。例えコイツが外に出たがっても今放り出すわけにはいかねえ」 「これ以上、この子に関わるのはお止しなさい。ミカゲくんの死はラブラドールが予言したように絶対でした」 「ミカゲの異変に気付かなかった俺達にも責任はあるだろ」 「しかしセブンゴーストの本職はコール退治ではありません。私達の正体を知ったら…テイトくんはどんな顔をするでしょうね。記憶を消していないことが上にバレたら、あなたはセブンゴーストの資格を剥奪される。現在、フェアローレンの鎌を扱えるのはあなただけなんですよ、フラウ。セブンゴーストの能力なくしてあの鎌は制御できないはずだ。それにいずれこの子も処罰を受けてしまうでしょう。この子のためを思うなら情が移る前に私達の全ての記憶を消してあげなさい、首輪も何とかして取ってあげましょう。必要ならばもっと強くなれるよう鍛えることも可能です、私達は遠くで見守ってあげればいい…」 突如、フェアローレンの鎌が暴走し、テイトに襲い掛かるが、ミカエルの瞳が目覚める。 「無礼者め、我が主に刃を向けるとは。貴様ら、一体何のつもりだ?」 「だ、誰だ、てめぇ!?」 『「あの赤い石はまさか…!?』 「本来なら殺してやりたいところだが、我が主はそれを望んでおらぬ」 「まさか、あなたがミカエルの瞳なのですか!?」 「愚問だな。見ろ、我が主は歴代の中でも一、二を争う美しい器なのだ。どうだ、素晴らしいだろう」 「ミカエルの瞳とは似て非なる石も数多にあると聞いていますが…」 「神に直接問うか、愚か者!!」 ミカエルの瞳はフラウとカストルに幻術を見せ、首輪を外すように言うも、軍に行かないと外せないと言われる。 「もし、この聖域に導かれたのが運命ならば世界を守る守護天使となるか、或いは古の予言が本当ならば世界を滅ぼす闇の天使となるか…」 目覚めたテイトはミカエルの瞳が覚醒している間の記憶は無かった。 そのまま教会を出て行こうとするテイトだったが、カストルとラブラドール、フラウがやって来て、ある場所へと連れて行く。 その場所はミカゲと戦った場所という地だけではなく、ミカゲの最期の言葉である『俺達はずっと最高のダチだ。ごめんな、テイト。お前は生きろ』が刻まれている場所でもあった。 「お前が死にたいのはミカゲのためじゃねえ、お前が抱えているあらゆる感情を捨てて楽になりたいからだ。テイト、生きることから逃げるな、苦しくても生きろ。助けてもらった命を守ることが死んだミカゲに対する償いだ」 ミカゲのことを思い、テイトは泣き崩れてしまう。 次回、「愛しき者への償いは…」 07-GHOST Kapitel.1 [CD付限定版] 07-GHOST Kapitel.2 [CD付限定版] 07-GHOST Kapitel.3 [CD付限定版] 07-GHOST Kapitel.4 [CD付限定版] http://animezakkityou.meblog.biz/article/1603983.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 15, 2009 03:11:26 PM
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