Phantom ~Requiem for the Phantom~の最終話を見ました。
第26話 江漣
「俺は殺す、生きるために殺す」
サイスが作り出した兵士達が攻めてきて、
キャルが息を引き取る瞬間を見届けた
玲二は
エレンと共に戦う。
「エレン」
「行くわよ」
二人で協力しながら兵士達を倒していく
玲二と
エレンだったが、
玲二が囮となって
エレンは
サイスの所へと向かう。
「私はあなたの舞台では踊らない」
「よもや投降する気ではあるまいね」
「いいえ、私はあなたを殺しに来ました、マスター」
「殺す?この私を?それはとても興味深い、この絶望的な状況の中でどうやって私を殺そうというのかね」
サイスの兵士達を難なく撃退する
エレンは
サイスに銃を向ける。
「いやはや、これまた恐れ入ったよ。まさかお前が未だにこれほどの戦闘力を誇ろうとは」
「言ったはずです、私はあなたを殺しに来たと」
「だが、それは無理な相談だ」
「何故です?」
「私が降参するからさ」
エレンにとって
サイスは脅威ではなくなったために撃つことができなくなってしまう。
「どうだ?これでも私が殺せるかね?アイン。これがお前とツヴァイの差。自らの意思で戦えるツヴァイに対し、お前は命令された場合でしか人を殺めることができない。もし、それに背けばお前の心は壊れる――。殺人の恐怖と罪悪感に苛まれて。意思の力というものがないお前の精神は常人以上に脆弱だ。お前に私を撃つことはできない。そう、できるわけがない。お前には私が必要なのだから。今夜は実に楽しませてもらったよ、アイン」
「本当にあなたは愚かな人…誰の心でも見透かせると本気で思っているのね」
「勿論だとも」
「私はあなたを殺します。あなたが、憎いから――。そして、あの人を傷つけたあなたを私は許さない」
「私を殺してどうなる?お前は逃げ続け、記憶も戻らない。終わりのない螺旋を回り続けるだけだ」
「たとえそうだとしても、今の私にはあなたが殺せます。サイス・マスター」
「素晴らしい…素晴らしいぞ、アイン」
「アインなんて呼ばないで。私はエレン…そう望まれ、そう生きる!!」
エレンは泣きながら
サイスを撃ち殺し、
玲二に抱き締められるのだった。
六ヶ月後、
エレンの過去を知るために
サイスの経歴を辿っていた
玲二と
エレンだったが、モンゴルで消息が断たれてしまう。
「もういわ、此処までで。此処までいい――。この空に見覚えがある。何度も夢に見たことがある、それだけでもう――」
玲二は
エレンを笑わせ、本当の笑顔を取り戻す決意をするのだが、背後を通りかかった荷馬車から撃たれて倒れてしまう。
TVアニメ『Phantom ~Requiem for the Phantom~』ED主題歌::地獄の門
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