JIN-仁-の第10話を見ました。
MISIA/逢いたくていま(CD)
忘れかけていた頭痛に襲われた
仁は突然意識を失って倒れてしまい、数日後目覚めた時にはタイムスリップした時のことを思い出して正体不明の患者について考える。
野風の身請け話が決まり、
野風の強い希望で診察することになった
仁は、
咲と共に吉原に向かう。
――更なる異変が起こったのはその夜のことだった。あの時と同じ痛み、もしかしてこれはタイムスリップの予兆なんだろうか?だとすると、俺はやはりあの患者としてあの時に戻っていくのか?でも、じゃああの龍馬さんの声は?今、此処で戻ったら未来はどうなって…?予感がする、何もかもがもうすぐ終わる――。小さな蝶の引き起こした嵐は、起こした蝶をも巻き込んで時の波間に消えていくのではないだろうか
吉原での診察には身請け先の藩医・三隅俊斉も同席していて、診察を始めた
仁は
野風の体の一部に異変を感じる。
しかし、現代に残してきた恋人の未来を案ずるあまり、身請けがご破算にならないようにその異変を
野風に伝えることができなずに葛藤しながらも
仁は、診察は正しいと自分に言い聞かせる。
一方、縁談の話を
仁に伝えられずにいた
咲は
仁への想いが日に日に強まっていく。
「先生はずっとそうなのでしょうね」
「何がですか?」
「先生、実は…」
咲は
仁に大したことないと伝えるのをやめるが、
恭太郎に頼んで
野風に相談する。
龍馬から
咲が好意を持っていることを聞かされる
仁。
――振り返ってみれば思い当たることは山のようにあり、気付かなかったとはいえ自分はどれだけ咲さんに酷なことをしてきたのかと――
野風から胸にしこりがあることを知った
咲は
仁に尋ねることにする。
「野風さんに会ったんですか?」
「やはり、お気づきだったのですね」
「しこりが全て岩とは限りませんし、乳腺症の可能性もありますし、たとえ岩だとしても良性のものであれば問題ないんです」
「野風さんの母上は父にできた岩で亡くなったそうです。子が親に似るのは道理でございます。悪い岩の可能性も高いのではないのでしょうか?」
「そうであったにしても、私は乳癌を扱った経験はほとんどありませんし、悪性かどうかを触診だけで判断することはできません。乳癌の診断にはこの時代にはない特別な機械が必要なんです」
「今までは立ち向かってらしたではないですか!!先生は野風さんを見殺しにしようとしたんじゃないですか!?未来さんのために。未来さんが大切なのは分かります。でも、野風さんは…野風さんは、先生の命を救ってくれた方じゃないんですか!?野風さんを助けて差し上げたいとは思われないのですか!?」
咲は縁談を進めることに決めて母にそう伝え、橘家を去る
仁を身送るのだった。
「医術ではなく南方先生だったのではないのか?お前が夢中になったのは、咲――」
「先生には、おられるのでございます。その方のためになら鬼にもなろうというお方が、あのお優しい先生をそこまでさせてしまうお方が。私の出る幕などいつまで待っても、ございませぬ…っ…」
歴史を変えてしまうことへの恐ろしさを痛感した
仁は、
龍馬のペニシリンを使って時代を変えようとする画期的な考えにも戸惑い、歴史を元に戻そうと薬を使っての駆け引きを止めるように説得する。
――今まで先のことは考えまい、目の前のことだけを見ようとやってきたけれど、俺に見えないだけでああいうことはきっと山ほど起こっている。歴史を変えてしまうというのは本当に罪深い
「先生、もしかして先生は…わしらの運命を知っちょるがかい?」
突然、
龍馬が狙われ、
龍馬が囮となって
仁を逃がそうとしてくれる。
――俺が歴史の時計の針を進めたツケ、そのツケが龍馬さんに回ったということか…
龍馬を死なせないように
仁も戦うが、二人とも転がり落ちていくのだった――。
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