JIN-仁-の最終話を見ました。
MISIA/逢いたくていま(CD)
突如、刺客に襲われた
龍馬を庇おうとした
仁は、
龍馬と共に崖から落ちてしまい、目を覚ました
仁の目の前に
龍馬の姿はなかった。
――心配しないわけではなかったが、俺は半ば確信しつつあった。龍馬さんはタイムスリップしてしまったのではないだろうか。そして、あの患者として病院に運ばれてきてもの珍しい土産として救急医療用のパッキンやホルマリンを持ち出そうとした。だけど、龍馬さんがあの患者として戻ったということは俺はもう戻れないということだろうか。もう、誰一人秘密を分かち合ってくれる人もなく、此処で一人生きていくのだろうか。見慣れてはずのた江戸の街が別の街に見えた。そして坂本龍馬だけをどこかへ押しやったまま、時の川は再び流れ始めた。それぞれをあるべき運命の船に乗せ――
タイムスリップした時のことが鮮明に蘇る
仁が運ばれてきた身元不明の患者が
龍馬なのではないかと考える中、
龍馬の居場所が依然として分からないままとなっていた。
ある日、
佐分利が
仁の元に“乳の岩(乳癌)”について調べたという資料を渡し、乳の岩の患者がいるなら調べさせてほしいと頼んでくる。
身の上を明かしてくれた
佐分利の熱意に動かされた
仁は再び、
野風を検診することにする。
しかし、
野風の身請けの相手が未来の存在に関わっていると考える
仁は悪性ではないかもしれないと言葉を濁して手術に踏み切れずにいた。
「南方先生がそう仰るのなら切らぬ方がよいのでありんしょう」
行方知れずとなっていた
龍馬が戻って来て
、
洪庵の墓参りに訪れていた
仁の告白を聞いてしまう。
そして、何もかも自分のせいにしていいので手術してほしいと頼んでくる
龍馬に
仁は辰五郎に相談などして手術することを決意するのだった。
「もし、上手くいかずともあちきの手術は先生方の御研鑽の一つとなりんしょうか?あちきなぞが医術のお役に立てるのならこれほどの喜びはありんせん。この命お預けしんす――」
手術が決まったことで
野風の身請け話は破談となってしまい、吉原を去ることになってしまう。
野風の癌を見抜けなかった三隅俊斉は
仁によって面目を潰されたことを恨んでいた。
一方、縁談の話が進んでいた
咲も結納の日を迎えるのだが、土壇場でこれを破棄して、font color="hotpnk">野風の手術に向かう。
その頃、
野風の手術をしていた
仁のもとに手術の邪魔をする輩が現れるが、駆けつけた
咲が退けさせようとする。
「咲さん、大丈夫ですか?」
結納を破棄してきた
咲に無茶しないように言った
仁は
野風の手術を成功させる。
――俺はあらゆる想像をした、未来が消えてしまっている以外のあらゆる未来を。試練の後には必ず素晴らしい未来があるはずだと――
写真そのものが消えてしまって呆然とする
仁に声をかける
咲。
「単に未来であの写真を撮った瞬間が消滅してしまったということなのか、私と未来が出会うという未来そのものがなくなってしまったということなのか、それとも…私は…私も未来も生まれない未来を作ってしまったということなのか――もう何も…分からなくなってしまいました」
未来に一喜一憂することはなくなったので解放されたと告げた
仁に
咲は自分もホッとしたと話す。
「此処にいてくれませんか?いて下さい」
――俺はそれから何度もこれで良かったのかと聞き、咲さんはうなずき続けた。尋ねても答えても何の意味もない。でも、それ以外に俺は知らなかったのだ、朝を迎える方法を。そうして日々はまたつつがなく過ぎていった。俺の頭痛も写真も再び現れることもなく
術後、
野風は
仁に最後のお願いとしてキスをする。
「咲様、南方先生はかように医術以外は隙だらけのお方でありんす故、しかとお守りを」
己の足で生きていく
野風を見守った
仁は
龍馬に自分のことを話そうとするが断られてしまう。
「聞いたところでどうにもならん。十年先、百年先を知ったところで日は一日一日明けていくだけじゃ、一歩一歩を進むしかないじゃ、ワシも先生も地を這う虫のように」
――未来、あそこから出ていない俺に君はホントはずっと言いたかったんじゃないだろうか。もう一度歩いてみろ。きっと思う以上に美しいはずなのだから、人生は
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