薄桜鬼の第7話を見ました。
第7話 桎梏の運命
千鶴が1人になると、目の前に
風間達が姿を現す。
「言っておくが、お前を連れていくのに同意など必要としていない。女鬼は貴重だ、共に来い――」
風間は、仲間の
天霧九寿、
不知火匡とともに
千鶴をどこかへ連れていこうとする。
しかし、何のことかわからない
千鶴は、彼らの言動に戸惑うばかりだった。
「おいおい、こんな色気のない場所、逢引にしちゃ趣味が悪いぜ」
「またお前達か。田舎の犬は目端だけは利くという…」
「それはこちらの台詞だ」
「下がっていろ。将軍の首でも取りに来たかと思えば、こんなガキ一人に一体何の用だ?」
「将軍も貴様らも今はどうでもいい、これは我ら鬼の問題だ」
「鬼だと?」
「……」
「退いていただけませんか?禁門の時と同様、私は君と戦う理由がない」
「生憎だが、俺にはアンタと戦う理由がある」
「仕方ないですね」
土方、
斎藤、
原田が駆けつけ、敵対する
風間達と剣を交える。
「千鶴はお前達には過ぎたもの、だから我らが連れ帰る、それだけだ」
「どういう意味だ?」
新選組の援軍が来たため、確認の取れた
風間達は退き、
土方は
千鶴に狙われる理由に心当たりがあるか尋ねるのだった。
千鶴が街で
斎藤とともに助けた少女に男装していても女だと見破られてしまう。
そんな中、隊士達の健康診断が始まり、診察していた
松本良順の言う通りに隊士全員で寺を大掃除をすることになる。
そして、
近藤の御厚意で
綱道と仲の良かった
松本と話した
千鶴だったが、
綱道の行方は分からなかったが、羅刹を生みだす変若水のことについて教えてもらう。
「変若水…その薬を飲むと腕力がとても強くなって、傷の治りもすごく早くなる。でも同時に自分を失ってしまうほどの苦しみが伴う…」
「そこまで知っていたのか…」
「どうして…どうして父様はそんな研究を…」
「綱道さんの考えにかかわらず、幕府の命は受けざるを得なかったのだろう。しかし、綱道さんはここを去った――。確かな良心があるからこその決断だったのだと思う。自信を持ちなさい、君の父上は尊敬に値する人物だよ」
沖田が労咳に罹っていることを知った
千鶴は考え事をしながら庭掃除をしていると、
風間が現れる。
「お前は雑用をやらされているのか?鬼の血を引いているお前が人間の使い走りとは…」
「何しに来たんですか!?」
「滑稽を通り越して哀れに感じるぞ。そういきり立つな、今日は戦いに来たわけではない。お前は綱道と関わり合いがあるのか?」
「雪村綱道は私の父です!!」
「…成程」
「あなた達、父様に何を!?」
「敵地に単独で忍び入るのか?悪いがそんな勝手は見過ごすわけにはいかねえな」
「昼間から何しに来た?女を口説くにはまだ早い時間だぜ」
「コイツに近づくんじゃねえ!!」
「そうして群れるは犬猫のごとく、だな…。遊んでほしいなら相手をしてやるが、生憎今日は用事を済ませに来ただけだ。それからただの人間を鬼に作り変えるのはやめておけ。…千鶴、綱道はこちら側にいる。意味は分かるな?お前の父は幕府を見限ったということだ。お前がここにいる意味は何だ?よくよく考えることだな」
――父様が向こう側にいる…では父様は攘夷側に…?
次回、「あさきゆめみし」
TVアニメ『薄桜鬼』EDテーマ::君ノ記憶
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