仮面ライダーオーズ/OOOの第22話を見ました。
第22話 チョコと信念と正義の力
人一倍正義感が強く、社会悪を憎んでやまない神林は、司法試験合格をめざして受験勉強に励む日々を送っていた。
しかし猛勉強のかいなく試験に落ちてしまった彼は、合格するまで戻らないと言い残して家を飛び出す。
ウヴァはそんな神林の正義を願う欲望を利用して、バッタヤミーを作り出し、自らの欲望から生まれたバッタヤミーを息子の隆とともに必死で庇う神林に
映司も手が出せなくなり、バッタヤミーと
ウヴァとも逃げ去ってしまう。
神林はバッタヤミーとともに大音量でカーステレオを鳴らしている若者や、暴力団事務所を襲撃し、すっかり気を良くした神林は、次に悪徳政治家をターゲットにし、暴走していく神林に
ウヴァはほくそ笑むのだった。
その頃、神林を捜していた
映司だったが、
後藤から悪者を懲らしめるヤミーを倒す必要があるのかと質問され、返答に詰まってしまう。
「倒さなきゃメダルは手に入らない」
「倒さないと」
「何故?」
「いっぱい見てきた。誰かを守りたいって気持ちは自分達の正義を守りたいってどんどんエスカレートすることがある。正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんだ」
「正義のためなら…」
映司は改めて神林を探しに出かけるのだが、神林がバッタヤミーを使って悪徳政治家と献金する企業の重役に襲い掛かった。
ヤミー出現を察知した
映司と
アンクは現場へ急行すると、
映司はオーズに変身するが、またも神林は邪魔をするなと立ちはだかる。
「あれが神林さんの考える正義ですか?あれがやりたかったことなんですか!?隆くんを連れて逃げて」
命乞いをする政治家達を叩きのめすことが本当にやりたかったことなのかと
映司が投げかける問いに言葉を失う神林は隆を連れてその場から逃げていく。
しかし、
ウヴァに見つかってしまい、隆を連れ去られてしまう。
そんな神林らの動きを察知した
映司は隆を返せと
ウヴァに迫るが、代わりにコアメダルを渡せと条件を突きつけられる。
必死で止める
アンクだが、変身を解除した
映司はメダルを
ウヴァへと投げ渡される。
宙に舞ったメダルをクジャクカンドロイドで取り戻そうとしたのだが、早合点したがその動きを阻止してしまったためにクジャクカンドロイドはメダルを跳ね飛ばしてしまうと、3枚のメダルのうち2枚が
ウヴァの手に渡ってしまう。
隆は取り戻したものの、バッタヤミーの攻撃に手も足も出ない
映司のもとに
伊達が駆けつけてくれ、
映司は神林を連れてその場からいったん退却するのだが、神林は落ち着いたことで自分がしてきたことを反省し自己嫌悪に陥ってしまう。
「誰が正しくて誰が間違ってるって、とっても難しいことだと思います。自分が正しいと思うと周りが見えなくなって、正義のためなら何をしてもいいって思ったり。きっと戦争もそうやって起こっていくんです」
「戦争ですか?でも悪い奴らを放っておいてもいいわけじゃないですよね」
「目の前で起こってることに一生懸命になるしかないんです、小さな幸せを守るために。自分ができること以上のことはできませんしね。でもやるしかないんです、自分に関わった人みんなを幸せにするために。そうすれば酷い奴もきっと分かってくれます」
「おい、今一瞬俺見たろ」
「神林さんならできますって」
再び戦いの場に戻った
映司は
アンクのコアメダルを借りてオーズに変身し、
伊達の攻撃で
ウヴァからコアメダルを取り戻した
アンクは自らのコアメダルを
映司へ渡してタジャドルコンボに変身させる。
タジャスピナーをスキャンし、マグナブレイズを浴びせバッタヤミーを撃破する。
バレンタインフェアでにぎわう「クスクシエ」に神林一家がやってきて、神林は自宅に戻り、弁護士を目指すという。
そんな神林に
知世子がチョコを、そして
映司も
比奈からチョコをもらって大喜びする。
「アンク、ほら見てみろよ。いいだろ」
チョコを
アンクに見せ付ける
映司だったが、
アンクの手にはチョコアイスがあるのだった。
「チョコアイスなら食ってる」
次回、「キレイと卵と眠る欲望」
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