仮面ライダーオーズ/OOOの第40話を見ました。
第40話 支配と誕生会と消えるアンク
傷ついた信吾を手当てするため、再び
アンクに信吾の身体を貸すことになる。
戻ってみると、警官や警備員達が住民たちを厳しく取り締まっていて、支配欲の強い何者かが生み出したヤミーに操られていることが分かる。
比奈に
アンクの手当てをさせながら、
映司は信吾の身体を守ることができなかったことを詫びる。
「ううん、映司くん達のせいじゃない。私がそう言ったんだから」
「比奈ちゃん、これからだってこういう危険はいっぱいある。アンクが憑いてるってそういうことだし」
「余計なこと言うな、俺はこの体を手放す気はない。ただの人間だろうとあった方が少しは…」
「分かってるよ。でも比奈ちゃんにもちゃんと考えてもらわないと、後悔してからじゃ遅いんだ!!」
「一度いいって言ったもん取り消せるか!!」
「子どもみたいなこと言うなって」
「ちょっと待って!!映司くん、私答えは変わってないから。ただ、どうしてそうなのかは実はずっと考えたりしていて…。だから映司くんにも聞いてみたかったんだけど…」
「追い出してたよ、約束だから。刑事さん助けるって」
一方、智子による街の支配はさらにエスカレートし、
映司と
アンクもついに街から追い出されるが、ヤミーの巣が下田町内会長の自宅であることを突き止める。
しかし、肝心の軍鶏ヤミーは家の中から出てこようとせず、
映司と
アンクは警官達に守られているために強引に家の中に入ることもままならずにいた。
合流した
後藤も状況を理解し、仕方なくヤミーがエサを取りに出かけるまで待つことにする。
「しかし、確かにこれだけ人がいたら突っ込めないな」
「あそこじゃ戦えないです。鳥ヤミーは親に餌を運ぶんだからいつかは餌を取りに出てくるんじゃないかな?何が餌なのか分かりませんけど」
「そうか、その機会を狙えば…」
「クスクシエ」に帰るに帰れない
映司と
アンクは河原で野宿することになり、
アンク(ロスト)に
アンクが吸収されるのは困るため、
アンクを守るためにも今は信吾の体にいて欲しいと話す。
映司の思わぬ“友情”に一瞬言葉を失う
アンクはお弁当を手にやってきた
比奈の首を突然締め上げる。
「自惚れんな、映司。お前も比奈も俺はいつでも潰せる。最初の頃と同じだ」
「アンク…」
「違うと思うけど。アンク、何を焦ってるんだよ?」
映司の言葉に思わず手を放してしまった
アンクを囲んで
知世子とともに誕生パーティーを行い、
比奈も
アンクとともに過ごした時間の長さを思い、わずかながら心の中に芽生えた
アンクへの愛着を認めるのだった。
軍鶏ヤミーの餌はモニターに映し出される町を支配している映像ではないかと考えた
映司達はカンドロイドを使い、次々と防犯カメラを破壊すると、怒った軍鶏ヤミーが下田の家から飛び出してくるのだった。
軍鶏ヤミーを前に
映司と
後藤は変身して軍鶏ヤミーに立ち向かう。
軍鶏ヤミーのリボン攻撃に苦戦する
映司と
後藤だったが、
里中が合流し、隙を突いて
映司はラトラーターに変身すると軍鶏ヤミーを撃破するのだった。
ヤミーがいなくなったことで智子も正気を取り戻し、町には再び平和が取り戻され、
映司と
アンクは「クスクシエ」に戻れることとなる。
比奈は改めて
アンクに誕生日のプレゼントを差し出すと、
アンクは乱暴だがちゃんと受け取って屋根裏へと戻っていく。
「戦いの後って一番油断するよね。隙だらけだよ、僕」
屋根裏には
アンク(ロスト)が
アンクを待ち受けており、
映司と
比奈が駆けつけると、すさまじい風に
アンクが吸い寄せられようとしていた。
「アンク!!」
「アンク!!」
必死で
アンクの腕をとり、飛ばされないように引っ張る
映司と
比奈だったが、
アンクは
アンク(ロスト)に吸収され、部屋には意識を失った信吾が残ってしまう。
「おかえり、僕」
勝ち誇る
アンク(ロスト)はこれまでなかった両翼を大きく空に広げていくのだった。
次回、「兄妹と救出と映司去る」
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