仮面ライダーオーズ/OOOの第45話を見ました。
第45話 奇襲とプロトバースと愛の欲望
iPhoneを弄っている
アンクの前に、多数のコアメダルを手にした
真木が現れる。
「これはカザリの…。奴はどうした?」
「カザリ君自身であるコアメダルが破壊されたんです」
「…死んだのか?」
「ほう、随分人間に馴染んだようですね」
「何?」
「メダルの塊であるグリードに命などありません。死んだのではなくただ消えた、それだけです」
「そうだったな…。ただのメダル、物でしかない」
「そこにある日差しも、美しい花も、熟れた果実の味も感じられない、ただの物」
「今はな」
「そう、君は進化する。そのためにもオーズと、彼の持つ紫のメダルを」
一方、コアメダルのほとんどを
真木や
アンク達に奪われてしまった
映司達はバースの修理にも時間がかかるなど、状況的には圧倒的に不利であった。
そんな不利な状況下でも
後藤のもとにはバースの試作品・プロトタイプが届けられ、
映司の積極案に同意した
後藤、そして
里中は
真木の屋敷へと潜入して罠を仕掛けることにする。
屋敷内に閃光弾が打ち込まれ、グリード達も突然の攻撃に大慌てし、
ウヴァ、
メズール、
ガメルが外へ飛び出すと、入れ違うように
映司が屋敷内へと潜入し、
アンクとメダルをめぐって対峙する。
アンクは
カザリが遺したメダルを体内に投入すると、信吾の体ごとメダルの器になると吐き捨てる。
映司と
アンクが争う中、突如現れた
真木は
映司から紫のメダルを奪おうとする。
映司は波動を放ってメダルの扱いに慣れてきたと勝ち誇るも、
真木は恐竜グリードに変身すると敵味方をも吹き飛ばすような力を見せ付ける。
映司から奪ったコアメダルを
真木は
アンクに手渡し、コアメダルの半分以上が
アンクのものとなる。
しかし、そのやりとりを
ウヴァ、
メズール、
ガメルに見つかり、完全復活を狙う3体はメダルを寄こせと迫ってくる。
「ねえ、ドクターの坊や?せっかく手を組んだんじゃない。独り占めなんて悪いことよ?アンクに渡すように言って頂戴。いい子だから、ね?」
「ごっこ遊びもいい加減にしたらどうです?味わえもしない愛情をいくら真似ても、グリードの君ではみっともないだけです。本物を味わうには、人を食らうしかない。それがグリードですよ」
「だったら、余計にメダルが欲しいわ」
アンクを“器”にする計画を進める
真木はメダルを素直に返す気などさらさらなく、コアメダルに固執するグリード達に嫌気がさした
アンクは自ら持っているコアメダルをばら撒きグリード達に与え、
メズールが完全復活を遂げるのだった。
激しい水流となって街中を飛び回る
メズールは、次々と母子達を水流に巻き込むようにして誘拐し、卵の中に奪ってきた母子達を入れるといとおしむように抱きしめる。
しかし、満足することはなく、愛情が足りないと
メズールは再び立ち上がる。
メズールのアジトを突き止めた
映司達は攻撃を放つものの、完全復活した
メズールは全く通用せず、エスカレートする
メズールの攻撃にバースプロトタイプも動けなくなってしまう。
追い詰められた
映司は、とっさの判断でトラカンドロイドを展開し、バイクをトライドベンダーへと変形させ、トライドベンダーに乗りながら動きの速い
メズールを攻撃し、紫の波動で足元を凍らせるとガブリューを一気に叩き込んでコアメダルを破壊するのだった。
「そんな…まだ、全然足りない!!もっと、もっと…!!」
「メズール…メズール!!」
「駄目なの…全然、足りないの!!」
「何で、何で…!!」
「グリードだから…」
セルメダルとなって消え失せる
メズールのショッキングな最期に駆けつけた
ガメルは悲痛な叫びをあげながら完全体へと復活を遂げる。
ガメルの叫びとともに巻き起こった衝撃波に
映司達は吹き飛ばされるが、それでも
ガメルの悲しみは収まらず、周囲をパニックに巻き込みながらも咆哮し続けるのだった。
次回、「映司グリードとWバースとアンクの欲望」
TBなどは
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