BLOOD-Cの第11話を見ました。
第11話 たれをかも
夏から茶番に付き合ってきたんだから同じことを繰り返すのは辞めましょうと
香奈子は
小夜の身体に触れる。
「小学校の時の制服は?中学は?いいえ、あなたには一年の時のクラスメイトさえも思い出せない。だって、そんなものは存在しないから」
何も思い出せない
小夜は震えながら、自分に言い聞かせるように名を名乗る。
「あたしらはどっちでもいいんだけど…」
「もうね、そろそろ元の生活に戻りたいなって…君もそう思うでしょ?」
「チッ、俺は早く決着着けて金が欲しいんだよ。お前らもだろ?」
「就職に有利だからで~す」
「ほら、将来不安だし」
「こんな計画にホイホイ乗ってメインキャストやってる奴らが就職の心配か」
ののと
ねね、
慎一郎、
優花、
香奈子、
逸樹の6人はこの大掛かりな芝居のメインキャストらしく、その他はエキストラだという。
メインキャストは殺されないように古きもの対策として、鈴のようなものが用意され、殺されたふりをしていただけだが、古きものは実在する存在であるために何も聞かされていなかったエキストラの町の住人は本当に殺されていた。
「もうコイツらに関わりたくねえよ、こんな化け物に!!」
覚醒しない
小夜に痺れをきらした
慎一郎は血液を取り出し、
香奈子は
小夜の顎を捕らえ、その口に
慎一郎は無理やり古きものの血を飲ましてしまうのだった。
今まで古きものを倒した後、血を飲んでいたことを
小夜が覚えていないのはずっと
小夜を支配し、毎回記憶を封じた者がいたからだった。
記憶を封じ、「更衣小夜」を演じさせたこのプロジェクトの責任者がこのゲームをそうするように仕掛けたのだ。
血の量が少ないのか、まだ本格的に覚醒しない
小夜に
香奈子は残った古きものの血を一気に小夜に飲ませてしまう。
そこに突然古きものが現れ、放心状態の
小夜を引きずっていく
香奈子のもとに
優花と
逸樹が現れる。
「大丈夫かい?」
「何か主役に変化があったら必ず知らせるようにと言われてるのに、最近報告もせずにコソコソ集まって何をしてるのかと思ってはいましたが…」
香奈子は
小夜がずっとこのループ状態ならいつまでたっても自分たちが開放される時は来ずに学会に発表できないと支配者を苦々しく吐き捨てる。
「僕を、どうするっていうのかな?」
次回、「ひとをもし」
TBなどは
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