仮面ライダー鎧武の第43話を見ました。
第43話 バロン 究極の変身!
「こんな結末、誰も望んでなかったはずなのに…!」
「今度はお前の番だ。禁断の果実は今、お前の手の中になる。お前自身が望んだわけでもない万能の力だ。さぁ、どうする?」
「私は…」
夢の中を彷徨う
舞は黄金の果実を手に入れてしまった運命を受け入れ、万能の力を持つ黄金の果実で、みんなの運命を変えられればと僅かな可能性に賭ける。
果てしなく続く
紘汰と
光実の戦いだったが、
光実が渾身の一撃を放つ隙を狙って
紘汰はヨモツヘグリロックシードをもぎ取り、
光実の変身を解除させる。
「お互いどこで間違えたのか…どこが分かれ道なのか、正直俺にはよく分からない…でもな、そんなに昔の話じゃないと思うんだ…。だから、引き返そう…?」
「引き返すなんて無理だ」
光実の強烈な一撃をまともに浴び、苦しげな
紘汰は
光実を許しながら力尽きて倒れてしまう。
「
だからお前も許してやれよ。今日までの自分の間違いを…」
泣き崩れる
光実はせめて
舞だけは救おうと立ち上がり、
凌馬のもとへと戻る。
「すべて片付いた。オペは成功だよ」
舞の心臓と完全に融合していた黄金の果実を取り出した
凌馬だったが、黄金の果実は運命の巫女の姿へと変わる。
「ミッチ、もういいんだよ。そんな辛い思いをする必要なんてないの。私決めたんだ、こんな悲しい結末にならないように精一杯のことをやってみる。もうこれでお別れだよ。でも、あなたと一緒に過ごした時間も私は決して忘れない」
舞は過去へと戻るも、時間の強制力の中で伝えたいことが伝えられず、時空を漂流することになる。
戒斗と
耀子は
凌馬がいる病院で、消えてしまった黄金の果実を必死で取り戻そうと冷静さを失う
凌馬を発券する。
しかし、泣き崩れる
光実と
舞の変わり果てた姿に怒りを露にした
戒斗と
耀子は変身を試みるが、
光実同様にキルプロセスを発動されてしまい、2人のゲネシスドライバーを破壊してしまう。
戒斗は戦極ドライバーを取り出してバロンに変身して
凌馬に立ち向かうも、腕の傷がさらに悪化して痛みに苦しみ何も出来ない。
だが
戒斗はヘルヘイムの毒が回っている自らの体を逆手にとり、ついにヘルヘイムの果実を口にすると、オーバーロードのロード・バロンへと変身し、意思を保ったまま強烈な一撃で
凌馬を叩き付けるのだった。
「貴様の真理など机上の空論!俺の真理は…この拳の中にある」
「そんな姿に成り果てて長く持つものか…いずれ貴様は破滅する…それが貴様の運命…」
かろうじて立ち上がった
凌馬はビルの屋上から転落し、変身を解除した
戒斗は何者にも屈しないと宣言するのだった。
そして、
凌馬が残したゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを拾い上げた
耀子は
戒斗の背中を見つめるのだった。
次回、「二人の目指す未来は」
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