カテゴリ:書評・読書メモ
小山龍介さんの「TIME HACKS!」手に取りました。 昨年の秋ぐらいから、「ライフ・ハックス」とか「○○ハックス」という言葉聞いたり、 本屋さんでも平積みされていましたが、手が出ずじまい。 今回、新幹線の中で読む本として数冊買ったものの中の1冊でした。 ・・で、読み始めて、びっくり。 この本、とっても斬新で、かつ、内容がとっても濃ゆいです。 50枚用意した付箋は、またたくまに・・・貼ってしまいました。 「ハック」とは、仕事や生活を、シンプルでストレスフリーなものにするテクニックのこと。 「TIME HACKS!」は、時間に焦点を当てた、タイム・マネジメントに関してのハック本。 冒頭、「7つの習慣」の時間管理のところでも、指摘されている 「緊急でありかつ重要なこと」と「緊急でないが重要なこと」に集中すべきことを指摘するとともに、 その裏返しの「やらなくていいことを把握する」ことの大切さを説く。 そして、このハックの実施の「目標として、3倍の効率アップを実現してもらいと思って」本書を書かかれた、とのこと。 一番斬新に感じたのは、 「時間」を別のものに変換してその価値を測る、という発想と考え方。 時間は無限にはない・・ その有限な時間を自覚する一番の方法は、その時間を別のものに換算して実感することだ。 「時間」は、 「知識」「経験」「信頼」「人脈」「友情」「愛情」 に変換することができる。 そして、何に変換するか、というところにその人の価値観が現れる。 また、 「時間」を「お金」と同様に、投資対象としてみて、 「時間」投資における ・ファンダメンタル分析 vs テクニカル分析 ・インカムゲンイン vs キャピタルゲイン 等の観点で比較し、 「家計簿」ならぬ「時間簿」の勧めていたりする点 がすばらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.15 20:17:41
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