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本多静六「人生計画の立て方」 駄貧知さんが、本多静六博士の「自分を生かす人生」を紹介されていたので、 興味がわいたので、積読本を含めて読み始めました。 一冊目は、「人生計画の立て方」 本多博士が、25歳の時たてた第一次「人生計画」の骨子 第一 満四十歳までの十五年間は、馬鹿と笑われようが、ケチと罵られようが、 一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、もっと一身一家の独立安定の基礎を築くこと。 第二 満四十歳より満六十歳までの二十年間は、 専門(大学教授)の職務を通じてもっぱら学問のため、 国家社会のために働き抜くこと。 第三 満六十歳以上の十年間は、国恩、世恩に報いるため、 一切の名利を超越し、勤行布施のお礼奉公につとめること。 第四 幸い七十歳以上に生き延びることができたら、 居を山紫水明の温泉郷に卜し、晴耕雨読の晩年を楽しむこと。 第一次計画は、人生70年を想定したが、 120歳を想定した「第二次計画」を策定し直した。 「第二次計画」においては、 」 人生を、教練期・勤労期・奉仕期・楽老期の4つの分ける。 教練期 6-20 人間らしく働くための準備 勤労期 21-65 身のため国のために働き、名利を蓄積する 奉仕期 66-85 名利に超越して、世のため人のために働く 楽老期 86-120以上 働学併進、努力道楽の晩年を楽しむ 「年の功といえば、人生にとって体験ほど尊いものはない。 体験はすべての知識、学問、考察にまさる人生の収穫である。 生きた知識、生きた学問、それがすなわち体験なのである。」 ○計画実現に望ましい生活態度 処世九則 第一 常に心を快活に持すること 第二 専心その業に励むこと 第三 功は人に譲り、責は自らに負うこと 第四 善を称し悪を問わないこと 第五 本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと 第六 常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を貯えること 第七 人から受けた恩は必ず返すこと 第八 人事を尽して時節を待つこと 「時を見る」のと「時を待つ」のが成功の秘訣・・時を味方に引き入れなければ 何事も成就しない 第九 原則として個人間に金銭貸借を行わぬこと 「人間は活動するところ、そこに必ず新しい希望が生まれてくる。 希望こそは人生の生命であり、それを失わぬ間は人生もムダには老いない。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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