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カテゴリ:映画・ドラマ
映画「マンデラの名もなき看守」の封切り初日、 東京駅まで来ていたので、足を延ばして 有楽町のビックカメラにあるシネカノンで見ました。 1968年の南アフリカ。 アパルトヘイト政策に反対する黒人活動家や、許可証を持たない一般市民が、 次々に逮捕、収監される中、ジェームズ・グレゴリーという刑務官が、 ロベン島の刑務所へ配属となります。 理由は、一人っ子として育ったグレゴリーが、少年時代に遊んだ黒人の友達から コーサ語という黒人の言葉を習っていたから。 そして、このロベン島に、弁護士であり、反アパルトヘイトの活動家であった ネルソン・マンデラがおり、このマンデラの監視、検閲係を期待されました。 マンデラ、アフリカ民族会議(ANC)副議長、ウムコント・ウェ・シズウェ(民族の槍)の司令官 となった1962年の44歳の時に逮捕され、1990年に釈放されるまで、実に27年間、 そして、このうち約20年間を見守った看守がいた・・という事実に驚きました。 27年間の監獄生活の中で、志を曲げなかったマンデラはもちろん立派なのですが、 本作品は、看守としてマンデラを監視しつづけた男とその家族・・ プア・ホワイトが支配階級の圧力に怯えながら、さらに下の黒人を叩く構図を まざまざと描いていました。 看守役のジョセフ・ファインズと、その妻・ダイアン・クルーガーが、 日常の小さな喜びや不安を伝えて、とても上手かったです。 JOHN BRILEY - CRY FREEDOM / 「遠い夜明け」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.17 23:30:38
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