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野蛮人のテーブルマナー 佐藤 優「野蛮人のテーブルマナー」 インテリジェンスの方法についての本・・ なんですが、雑誌の連載を集めた感じで、散漫な印象なのが残念。 テクニック面で印象に残ったのは、 インテリジェンスの記憶術・・ 「録音せず、視覚と音声を結びつけて、脳内記憶せよ」 秘密を保全するために一番よい方法は、 「必要のないことを知らないようにすること」 北朝鮮との関係については、 北朝鮮の国家機関による拉致によって、 日本人の人権侵害と日本国家の国権侵害が発生しており、 国家としては原状回復は必須であること・・それができない国家は存立する意味がない。 その上で、 北を潰した方がいいのか、それとも温存させた方がいいのか。 朝鮮半島が統一された大韓国ができるシナリオよりも、 北が生き残って、かつて日本の友好国であった「渤海国」(8-10世紀)にような 存在にする戦略を考えたほうがいい、と。 さらに、 現代の世界構成は、東西冷戦後、帝国主義の時代に入っている。 核となる国家群がいくつかあって、それらが植民地を獲得していく構図・・ もちろん、表面上、どの国も帝国主義や植民地などという言葉は使わない。 最後に、印象的だったのは、この一節・・ 「自爆テロの最大の敵は何かといえば、 地元に産業を作られることなんですよ。特に、軽工業、衣料とか食品。 対テロに一番効果的なのは、食い物がちゃんとある体制作りです。 だから高カロリーのラーメンを製造する工場と肉の缶詰工場を作る。 健康面を考えて、ビタミン工場もあったほうがいいかな。 やっぱり食い物は強いですよ。 食料がちゃんとあれば、命を賭けてまでの義憤はでてこない。」 鋭い指摘・・でも、そうだとすると、 原油等資源高騰で、食料高騰のいまの流れは、決して放置できないですね。 <目次> 第1章 野蛮人のテーブルマナー―情報戦を勝ち抜くテクニック (インテリジェンス式接待;情報源(ソース)の見つけ方 酒、賭博、セックスの使い方 ほか) 第2章 外 交は究極のビジネススクール―過酷な外交の世界に学ぶビジネスマナー 特別対談・鈴木宗男(衆議院議員)×佐藤優 (トップと会うには? トップ会談をセットアップせよ トップに仕えるノウハウ ほか) 第3章 インテリジェンス対談―佐藤優×河合洋一郎(国際ジャーナリスト) (映画以上に恐ろしいインテリジェンスの世界 安倍政権樹立後の日本外交―2006年9月27日 6ヵ国協議直後のパワーゲーム―2007年2月15日 ほか) この記事のトラックバックURL:
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