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代表的日本人 齋藤孝「代表的日本人」 内村鑑三と同じ書名・・・とは、とっても大胆な題名の本。 斎藤さんお奨めの模範となるべき6名の日本人の紹介しているのですが、 与謝野晶子、佐藤紅緑のお二人以外は、名前ぐらいしか知らない方々だったので新鮮でした。 嘉納治五郎さん・・・講道館柔道の創始者ということだけしか知りませんでしたが、 近代化・西洋化の中で打ち捨てられていた「武」の流れをもう一度整理し、 メソッド化することによって、日本の柱として復活させたこと・・ 現在、オリンピックの競技種目となって世界中に普及したことだけでなく、 日本の男子のほとんどが授業として柔道を経験することになった。 ・・って、柔道の授業での乱取りは、とっても苦手だったので そのありがたみ・・いえ、必要性が、いまごろわかった気になったのでした。 日本の英語教育に大きな影響を与えた斎藤秀三郎さんの徹底ぶりは ただただ凄い。 英語だけでなく、日本語の訳も、秀逸なのにほれぼれします。 Pity is akin to love. かわいそうだってえのは、惚れたってことよ Must I sleep out the livelong night alone? 長々し夜を独りかも寝ん Love laughs at distance. 惚れて通へば千里も一里 この斎藤秀三郎さんのいまわの言葉・・ 「私がこの世において幸福でなかったとしても、 それが何であろう。 私は生まれる前は無であったのだ。」 何人もこれぐらいの境地に至れば本望だと思います。 <目次> 第1章 与謝野晶子の女性力 (千年ぶりに表出した女性パワーの炸裂 男性に大きな影響を与えた稀有な存在 ほか) 第2章 嘉納治五郎の武道力 (治五郎が体現する真のエリート像 廃れゆく「武」を近代仕様にメソッド化する ほか) 第3章 佐藤紅緑の少年力 (少年たちの心に蒔いた種が花開く 放蕩家の本質にある卑怯を憎む純粋さ ほか) 第4章 斎藤秀三郎・秀雄の翻訳力 (欧米の文化を日本に根づかせた親子 生涯に書いた著書の量は身長の一・五倍 ほか) 第5章 岡田虎二郎の静坐力 (輸入思想に行き詰まった人々に浸透した 心身一如の方法として「静坐」を取り上げる ほか) [齋藤孝]カテゴリの最新記事
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