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高原好日 加藤周一「高原好日―20世紀の思い出から」 2004年刊。 少年期から夏を過ごした浅間山麓追分・・軽井沢の別荘での友人・知人との交流の記録。 2001年から2003年にわたって『信濃毎日新聞』に連載されていたもの。 薄い本なので、TV待っている間に読んでしまいました。 加藤さんの人物評・・その多くは回想であり、また追悼文に近いのですが・・明快で、愛情溢れていました。 福永武彦・・ 「私は彼ほど友情に厚い人物を他に知らない」 中村真一郎・・ 「彼との接触から受ける知的刺激は、著作を通しても会話においても、すばらしく、 余人を以って換え難かった。 私は今も失われし中村真一郎をもとめて、彼との時間を思い出すことが多い。 あまりに短かかりし信州の夏の光のきらめきと共に。」 アルベール・アルゴオ・・朝吹登水子さんの夫 「「良識(ボン・サンス)は万人に等しく与えられている」と残念ながら私は思わない。 さればこそ友人との間でそうであることは貴重だと思う。・・ われわれが共有しているのは料理とぶどう酒の好みばかりでなく、 会話における「良識」のはたらきである。 そのはたらきの一つは、いうまでもなく、批判精神であろう。」 池田満寿夫・・ 「彼は実に温かい人物だった。 彼の才能は、なんでもできるばかりでなく、 どこまでも深くなり得るはずのものであった。」 <目次> 前口上 油屋主人 堀辰雄 堀多恵子 立原道造 尾崎行輝 中野好夫 片山敏彦 赤松新 兼常清佐 中野重治 立石芳枝 川島武宜夫妻 福永武彦 中村真一郎 佐岐えりぬ 朝吹登水子 アルベール・アルゴオ 朝吹家の人々 野上弥生子 小山弘志 田中慎次郎 垣花秀武 辻邦生 辻佐保子 内田芳明 鈴木治雄 平岡昇 磯崎新 宮脇愛子 橋本福夫 山本進 一茶夢憶 藤村旅情 水村美苗 岩井克人 田口彌生 武満徹 佐久間象山 丸山昌男 風間道太郎 石井好子 三田村恭三 御木本隆三 太宰春台 高坂知英 アドリアーナ・ボスカロ リーラン 池田満寿夫 巴御前 岩波茂雄 臼井吉見 マリー・デュフォー マイケル・ライシュ 白井健三郎 加藤道夫 フランク・デュナン 伊藤整 マーク・ピーター・キーン 宇佐見英治 アラン・ジュフロワ 樋口陽一 [加藤周一]カテゴリの最新記事
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