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まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか ナシーム・ニコラス・タレブ 訳は、望月衛 偶然にだまされてはいけない・・ 人は偶然の出来事に、意味を見出そうとしてしまう たまたまの出来事に必然の理由を探してしまう傾向を持っている だから、過去に引きずられて未来を誤ってしまう 特に、投資において! タレブさんのモットーは、 「自信満々で、自分の知性を信じきっているやつらはいじめてやろう」 知性への不信感を持っていることが大切なのだ、と。 私たちは因果関係の取り違え・・原因と結果を逆さにとらえてしまったりする 誤りを犯す。 たとえば、投資の成功者の共通の特徴は、リスクをとること・・といわれていても、 失敗者も、成功者と同様にリスクをとっていたりする・・そしてその結果、失敗している。 ランダムなデータを並べれば、必ず何かのパターンがある。 西欧世界の取引可能な証券には、価格がモンゴルのウランバートルの気温の変化の100% 相関しているものがあるに違いない。 私たちは、偶然が果たす役割を過小評価している。 科学が偶然を扱えるようになったのはつい最近のこと・・「確率論」。 手に入る情報が増えると、それ以上に、「ノイズ」が増える。 「雑音(ノイズ)」と「意味(シグナル)」の違いは何か? 確率を考えるには、感情をどう扱うかがポイントになる。 ほとんどの人は、周りの人が1千万円稼いでいるときに、900万円稼ぐよりも、 周りの人が6百万円稼いでいるときに、700万円稼ぐ方を好む・・・かなあ?! 歴史を軽んずると、いつか吹き飛んでしまう。 でも、歴史を見よ・・といっても、 いまが歴史的な事件ですよ・・とは、その時点では、誰もわからないし、教えてくれない。 だから、「ストップロスオーダー」を使わないといけない。 確率論を考えるとき見落としてしまうのは、 私たちに見えて、私たちが勘定に入れるのは、勝ち残っているものだけ。 敗れ去った者は除かれている。・・作家や俳優はお金持ちだというのと同じで、 ほとんどの俳優はウェイターをしているし、作家にいたってはマクドナルドでマックフライポテト を揚げている?! 黒い白鳥問題・・ 「白い白鳥を何羽見ようと、すべての白鳥は白いと推論することはできない。 一方、黒い白鳥を一羽でも見かければ、その推論を棄却するのに十分である。」 「考えたり人生を楽しんだりする時間を買うためには銀行口座という裏づけが必要だった。 すぐに哲学の道に入り、地元のマクドナルドで働いて糊口をしのぐなんてことだけは したくなかった」って?! <目次> はじめに:知識を真に受けてはいけない 改訂第二版での謝辞 各章の要約 プロローグ:雲に浮かんだモスク 第I部 ソロンの戒め:歪み、非対称性、帰納法 第1章 そんなに金持ちなら頭が悪いのはどうしてだ? 第2章 奇妙な会計方法 第3章 歴史を数学的に考える 第4章 たまたま、ナンセンス、理系のインテリ 第5章 不適者生存の法則:進化は偶然にだまされるか? 第6章 歪みと非対称性 第7章 帰納の問題 第II部 タイプの前に座ったサル:生存バイアスとその他のバイアス 第8章 あるいはとなりの億万長者でいっぱいの世界 第9章 卵を焼くより売り買いするほうが簡単 第10章 敗者総取りの法則:日常の非線形性 第11章 偶然と脳:確率をわかるのに不自由 第III部 耳には蝋を:偶然という病とともに生きる 第12章 ギャンブラーのゲンかつぎと箱の中のハト 第13章 カルネアデス、ローマへきたる:確率論と懐疑主義 第14章 バッカスがアントニウスを見捨てる エピローグ:ソロンの言うとおり あとがき:シャワーを浴びながら振り返る 第一版での謝辞 訳者あとがき 図書館へ行く:付注 図書館へ行く:参考文献 索引 [投資・株主優待]カテゴリの最新記事
もう一度、夢を見たいですね。(2009.05.01 21:51:14)
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