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危機管理のコミュニケーション術・・佐々淳行「重大事件に学ぶ「危機管理」」
「異常なし報告(ネガティブ・リポート)」 異常がないこと、何も問題がないこと、無事であることを、積極的に報告すること。 無事だからといって全然報告しないと相手を不安にさせる。 危機管理には欠かせない日頃の習慣のこと。 「異常なし報告」がなかったときは、異常があったと判断する。 「念のため報告」 「ネガティブ・リポート」の応用。 上司が重要な立場にいて、多くの情報を知っていないといけない人であった場合、 そういう人たちに対して、 「もうご存知だと思いますが・・」と言いながら、あなたが持っている情報を報告 としている伝える。 ごく単純な報告だが、ひよっととしてご存じないとしたら大変なことになる、 といったタイプのものなら、なおさらこれが重要となる。 これを「念のため報告」という。 「拙速報告」 ラフ・アンド・レディ 重大事故・事件の発生が確認できた時点で、 情報が少なくても、夜中であろうが何であろうが、 上まで報告してしまう。 アッティラ大王の統率のルール 「悪い報告をした部下を褒めよ。悪い報告をしなかった部下を罰せよ」 ナポレオン・・ 「寝室に退いたら、原則として我を起こすな。よい報告は翌朝でいい。 しかし、悪い報告のときは、即刻我を起こせ。 なぜなら我が決断と指揮命令がいるだろうから。 不完全な報告な報告で幕僚もいないときに決断を下す勇気を、 我は『午前二時の勇気』と呼ぶ。その勇気において、我、人後に落ちず」 「一段命令・二段命令・三段命令」 緊急時の命令方法・・ たとえば、国籍不明機が日本上空を侵犯したとの一報を受けた場合、 一段命令 とっさの命令 として、 「何でもいいから、離陸せよ」 二段命令 として、 「高度1万メートルへ上昇せよ」」 三段命令 で、 「東へ向かえ」と指示する。 リーダーのコミュニケーション 「一人称、現在、単数」を使って話す。 × 集合名詞に逃げない・・私たち、あなた方 佐々淳行「重大事件に学ぶ「危機管理」」 (文春文庫) 重大事件に学ぶ「危機管理」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.03 22:44:28
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