カテゴリ:システム・ソフトウェア
【楽天ブックスならいつでも送料無料】【高額商品】【3倍】攻めのIT戦略 [ NTTデータ経営研究所 ] 攻めのIT戦略 (情報未来叢書) NTTデータ経営研究所 著・編 エヌティティ出版 2015年刊 「第5章 攻めに向けた人材を育成する」・・ 求められる人材像は、 「保守型」から、「攻め型」に変化している。 IPAの『IT人材白書2014』・・ 「多様化するIT環境やニーズを意識し、専門力を身に付け、 新たな価値創造プロセスの担い手となれ」 JUASの『企業IT動向調査報告書2014』・・ 「長きに渡りユーザー部門からの要求を『受けて』『作る』受動的な役割から、 持てるITスキル・知識をバックグラウンドに、ユーザー部門では思いつかない発想で 『新たな価値を生み出す』能動的な役割へと転じることも可能なタイミングに来ている。」 ≪高度IT人材として求められる本質的な能力とは、 ITだけではなく、業務とITの視点で新しい価値を創出するための戦略的な企画を 立案する能力と、立案した企画を絵に描いた餅に終わらせることなく実現するために、 組織を、企業を、そして社会さえも巻き込み、推し進めることができる能力では ないだろうか。≫ 「攻め型」の役割を担うIT人材に必要な能力・・ 戦略企画力・・ IT目線ではなく、経営やユーザーと同じ目線で新しいビジネスや 製品サービスを創造するための企画を立案する能力を指す。 改革推進力・・ 経営トップをはじめとするステークホルダーに改革の内容を説明し、 納得してもらうとともに、企画を具体化(施策の作成)し、 関係者を巻き込み、モチベーションを向上させながら改革を推し進める能力を指す。 IT目利き力・・ 数多あるITの中から自社のビジネスに融合し、新しい価値を創出できるITを 見極める能力を指す。 またそれらITの本質を理解するとともにビジネスへのインパクトを迅速かつ的確に 分析し、把握する能力を含む。 未来予想力・・ 今あるITではなく、そのITの今後の進化を見越して、そこから描かれる未来の ITの活用とITが社会に与えるインパクト、そしてITを活用する社会を予測する 能力を示す。 予測した未来を実現していくためのロードマップを、予測した未来から具体化していく 能力を含む。 「攻め型」IT人材の育成法・・ 1.業務部門とのローテーション 2.IT子会社などのグループ企業への出向(ローテーション) 3.専門分野や職歴の異なる人材おのコラボレーション機会の充実 4.執務時間内の自由な研究活動 5.収益不問の先行投資型の部署・プロジェクトでの実践 ≪いずれの育成施策も、これまでの仕事の延長戦にはないことがわかる。 これまでの環境とは異なる環境に身を置き、これまでにない別の考え方を 持っている人たちと一緒に仕事をすることが重要である。≫ ≪また、個々の人材に対してスキル育成を図ることは重要かつ不可欠であるが、 組織全体のスキルの底上げと育成の効率化を目的として、 システム企画や業務改革推進などの一見非定形的な業務であっても、 検討プロセス、検討事項、評価指標などを標準化・ガイドライン化することは 有効である。≫ <目次> 第1部 経営に貢献するITマネジメント 第1章 攻め型への変革が求められるIT部門 第2章 ビジネス貢献に向けたIT戦略を策定する 第3章 攻めに向けたITマネジメント態勢を構築する 第4章 ステークホルダーとのコミュニケーションを活性化する 第5章 攻めに向けた人材を育成する 第6章 グローバルへ拡大するITマネジメント 第2部 サービスを創造するITイノベーション 第7章 イノベーション創出に向けたIT戦略 第8章 IT組織のための付加価値創造のハウ・ツー 第9章 オープンイノベーションに取り組みマネジメントを行う 第10章 ITで顧客接点を高度化する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.29 11:49:08
コメント(0) | コメントを書く
[システム・ソフトウェア] カテゴリの最新記事
|
|