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2008.11.06
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カテゴリ:モータースポーツ
 アロンソ移籍騒動は終わりを告げた。大方の予想通りに、ルノーとの契約延長にサインしたらしい。契約期間は2009と2010の2年間になる。これで多くのドライバーは、安心して冬を過ごすことができる。BMWがクビサとハイドフェルドを選択してから、アロンソに行き場がなくなってしまった。アロンソとしては、当面はルノーを鍛えるしか王座に戻る方法がない。フェラーリ首脳がアロンソを警戒していることが誤算だろう。ハミルトンと大喧嘩したマクラーレンに戻れるわけはないから、アロンソの行く手には障壁が待っている。
 ルノーのセカンド・ドライバーに、解雇を噂されたピケ・ジュニアが残留したほうが驚きだろう。アロンソはピケを評価していたので、それが影響を与えたかもしれない。F1に昇格を期待されていたテストドライバーは夢を絶たれてしまった。過去の数字を持っていないドライバーが、F1トップに登りつめるのは楽なことではない。タイムだけではどうにもならないのがF1になる。勝負どころで仕掛けができるようになるには、レース経験が必要になる。戦いの中に常に身を置いていないと、格闘の腕は上がらない。ピケ・ジュニアは解雇寸前のところで虎口を脱出できた。(マッサと同じで、ピケは大事なところでミスが出るラテン体質を持っている)
 ブリアトーレ親分は一安心だが、野心家のロス・ブラウンは不満だろう。ホンダを躍進させるはずの「アロンソ獲得の野望」は潰えてしまった。これだけマシンに戦闘力がないと、トップドライバーの信用を得ることは難しいことが露呈した。アロンソがルノーに残るとなると、来年度のホンダのF1ドライバーをどうするかが課題になってくる。バトンが残り、バリチェロが引退する方向が噂されている。その要因はセナになる。ブルーノ・セナがテストドライバーを飛び越えてホンダと契約するかもしれない。(テストドライバーのブルツは延長に合意している)
 世界を騒がす話題性から見ると、ブルーノ・セナとマルコ・アンドレッティの二人が面白いことは間違いない。「セナ復活」は日本人に忘れた記憶を呼び戻す。マルコはF1不毛の地アメリカに世界選手権の刺激を与える役割をになう。ロス・ブラウンの悩みは、二人とも速いことは速いが、格闘の技が磨かれていないことにある。どれくらいのドライブ能力を持っているかは未知数であり、たとえホンダと契約できても、バトンより遅かったら認めてもらえない。(アンドレッティがA1グランプリに出場するのも、狙いは武者修行にあるだろう。楕円コース主体のインディ出身者では、鈴鹿やスパを攻略することが難しい)GP2でそれなりの結果を出したブルーノ・セナが優遇されるのも無理はない。といっても、冬テストでタイムを出せなかったならば、F1昇格は期待できない。さて、ロスブラウンの判断は?





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Last updated  2008.11.06 08:03:13
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