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2010.09.05
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カテゴリ:モータースポーツ
 ヘルマン・ティルケの設計した韓国サーキットの建設が遅れている。FIAの規定に従えば、3か月前に査察を受けねばならない。その段階では、工事ははかどっていなかったので、中止の方向に動かざるを得ない。しかし、この段階になってグランプリを中止することは、莫大な損失を生み出す。それは韓国側だけでなく、レースを主催するFOMにも甚大な負担を与える。そこで、何が何でもグランプリを実行することに覚悟を決めたらしい。
 F1サーキットの多くは、ヘルマン・ティルケが設計を行い、工事や建設にはエクレストンが深くかかわっているという。F1参戦しようという国は、サーキット建設の段階で手足を縛られている。これで工事が間に合わなかったら、設計や施工関係者に批判が集まってしまう。あらゆる知恵を絞って、F1開催から利益を得ようとするエクレストンにしてみれば、工事が間に合わないことで中止になることだけは、避けねばならない。
 FIAが査察を2カ月も遅らせたことも、この流れの中にある。FIAの規約を文章通りに解釈すれば、開催できない。中止は韓国側とFOMに多大な損害を生み出す。査察を遅らせても、FIAに影響が出るわけではない。韓国GP開催を救済することを優先して、すべての決定が出された。微妙な問題の調整をうまくやるだけで、中止になるべきグランプリ開催が実現すれば、F1世界にとってプラスは大きい。それは最終的にFIAに利益をもたらすことになる。ジャントッドも知恵を絞ったことは間違いないだろう。





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Last updated  2010.09.06 16:02:48
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